こんにちは。韓国で2人の子どもたちをバイリンガルに育てるべく毎日奮闘中のまめちゃん(@mame_chang)です。海外在住で日本に一時帰国することになったら、Wifiに保険に現地で食べるもの、会う人、事務的な用事...... やることは色々あります。
先日は、日本の小学校の体験入学に関するお話をしました(詳しくは以下の参考記事からどうぞ。↓↓)。体験入学をするにも、あらかじめリサーチをしたり小学校に問い合わせをしたりする準備が必要です。
今回は、一時帰国中に実際に子どもを日本の小学校に体験入学をさせてみた様子や感想などについて書いてみたいと思います。
一時帰国中にできるコト(小学生用体験入学編 その2)
毎回思うのですが海外に住んでいる日本人が、一時帰国ができるとなったら「何を食べよう?!」 「誰に会おう?!」が、大きなポイントだと思います。私自身も一時帰国が決まったらまず、「何を食べよう?!」と考える食いしん坊です。
しかし、子どもが大きくなるにつれて忘れてはならないのが
「子どもが一時帰国で得られることは何か?」
だと思います。
子どもが小さい間は、親の友達と一緒にランチに行ったり親戚に会ったりします。しかし、親の友達とランチに行っても親が友達とおしゃべりに夢中だと子どもが日本語を使う機会は、やはり家族や親戚ぐらいとなり、海外にいる時とさほど違いがなくなることもあります。
一方で、日本の学校に体験入学させると日本語で日本の友達とコミュニケーションをとるようになります。
では、実際に体験入学をさせてみると子どもの様子ってどんな感じなのか、そして私自身も日本の小学校を出ていますが、親の目から見て体験入学はどのようなものだったか・・・、韓国との違いなども織り交ぜてみたいと思います。
授業と学校生活
子どもを体験入学させた時は、小学2年生のクラスに約2週間入れていただきました。科目は国語や算数、書写、図工などでした。言語が違っても算数は進度が韓国の小学校で習ったことと近かったので、算数はちょっと遅いけどなんとかついていける感じでした。
掛け算を全部覚えてなかったうちの子は、全部を完璧に覚えている日本の友達を前に掛け算で苦労していました。国語は、韓国にいる間も日本の教材である程度勉強をしていたのですが、やはり漢字がネックでした。
文章を読もうにも振りがながない漢字は読めないので、意味がわからないのです。
学校生活については、でも書いたように「子どもは風の子」です^^;
詳しくは、下の参考記事へ...。
うちの子は話だけは知っていたものの日本の子どもの薄着に驚き、給食の内容が韓国と違うことに驚き、そして新鮮だったようです。
行かせてみてわかった日韓の小学生の違い
約2週間でしたが、体験入学をさせてみて感じた日韓の小学校の違いをいくつか書いてみます。「日韓」と言っても、普段子どもが通っている韓国の小学校と体験入学をした日本の小学校のたった2つの小学校の比較となります・・・。
- 日本の子どもはあまり塾に通わない
- 日本の子どもはスマホを持ってない?!
- 日本の給食にはキムチがでない
- 日本の小学校では男女関係なく一緒に遊ぶ
体験入学で同じクラスになったお友達は、そろばんやピアノ程度で、韓国の小学生のように放課後は塾のはしごをして日が暮れるまで過ごすということはしていませんでした。そして、学校の宿題が終わったら4.のように男女関係なく5時くらいまで公園で遊んでいました。
韓国の小学校では、男は男同士、女は女同士で遊ぶことが大きいので、子どもにとっては男女関係なくサッカーをしたりしたことが、新鮮で楽しかったそうです。また、韓国の小学生は全部ではありませんが携帯を持っていることが多く、中にはスマホを持っていることも珍しくありません。
そのため、小学校3、4年生になると友達同士でスマホでYouTube で人気歌手の歌を聞いたりそれに合わせて踊ったりもしています。日本で出会った子どもたちは、電話はあっても親としか通話できないもので腕時計タイプやネックレスタイプのものを使っていました。
最後に3.ですが、韓国と言えばキムチ。キムチは韓国では保育園や幼稚園のころから給食で出ます。子ども用のキムチというのがあるのです。また、もしキムチが辛かったら水で洗ってから食べたらいいというやり方をします。
日本の小学校なので、当然と言えば当然なのですがキムチがでないことは子どもにとっては新鮮な驚きだったようです。
まとめ+次に向けて...
次回は、いつ一時帰国して日本の小学校に体験入学をさせるかわかりませんが、次回にむけてやっておきたいと思ったことを挙げます。
- 日本の友達を作っておくこと
- 漢字の勉強を進める
- 算数の計算などは韓国語で覚えてもいい
体験入学中に、日本の友達を作っておいて
「来年、また会おうね!」 ということにしておいたら
海外に戻ってからの日本語学習の動機アップにつながります。次に日本語を国語として学習する以上、漢字は避けられません(日本語と国語の違いは参考記事へ↓↓)。
少しずつでいいので漢字は少なくとも読めて意味がわかった方がいいと思います。
最後の3.は「え?!」と思うかもしれませんが、単純な計算や筆算などは無理に日本語で覚えなくても滞在の言語で覚えてもいいと思います。
例えば 5 ×4 = 20 は、日本語で「ご し にじゅう」
と覚えなくても韓国語で「오 사 이십」と覚えてもいいと思うのです。 それは、韓国語でも覚えている途中だった九九を
日本語で覚え直すよりも韓国語で覚えたほうが効率がいいと考えたからです。
子どもには、もちろん日本語は上手になってほしいのですが、効率的で混乱を避けるためなら部分的に韓国語もアリかな?と思います。子どもにとって一番いい方法をとってあげたいですね。
最後に、一時帰国中の小学校の体験入学、保育園の一時保育に関する記事は以下をご覧ください~。
合わせて読みたい...
.
その他、日本の保育園への一時保育の記事まとめは