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帰国子女

子連れの海外滞在が終わりに近づいたら考えたいコト

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。

 

「海外に住んでいます。」と言っても留学だったり駐在だったり国際結婚だったりと、その立場は人それぞれだと思います。そして、海外に住む年月は、数ヶ月であったり数年、何十年とこれも人によると思います。

 

海外に住んで子どもを育てていると、子供をどんな学校に入れようかなと考えたりすると思います。もちろん、日本に帰国の予定がなければ滞在国でどんな学校に行かせるかを考えるでしょうし、もし子どもが学校にいく年齢の間に日本に帰る予定があれば、その後の勉強や受験、進学が気になると思います。

 

前々から

 

まめちゃん
海外に長く暮らして日本に戻ったときに勉強や日本の生活習慣などについて教えてくれるところってあるんだろうか?

 

と考えたことがあります。今回は、そんな海外暮らしが終わりに近づいた時や日本に本帰国した帰国子女のために必要なことは何か、などについて考えてみます。




子連れの海外滞在が終わりに近づいたら考えたいコト

子どもの時に外国に住んだことなど全くない私は、帰国子女とはかけ離れた存在なのすが、もし自分の子どもが小学校や中学校の間に日本に本帰国となったら、どんなものが必要となるだろう? と考えてみました。それは、1年に1回や2回の一時帰国とは違うので日本に定着するためのものが必要となるとと思います。例えば・・・

 

  1. 生活習慣、考え方、友達付き合いについて。
  2. 学校生活、勉強や進学について。
  3. 海外で身につけた言語の保持。

1.の生活習慣や友達付き合いは海外にいるころから、親が少しずつ教えたり一時帰国の際に体験入学などを通して学ぶこもできます。しかし一時帰国の体験入学とは違い本帰国して日本の小学校や中学校に入ると学校の友達とも一緒にいる時間が長くなり、仲良くもなり逆に滞在していた国の習慣や考え方、行動などのために逆に摩擦が生じる場合もあるかもしれません。

 

次に、2.は海外にいる時は現地の勉強プラス日本語だったので家庭によっては日本語の勉強はメインではなくサブになっていたり、日本語が聞いて理解できるだけでいい、など目標は違ったと思います。しかし本帰国して日本の小学校や中学校に入ると日本語がメインとなるので、それまでに遅れがあれば同じ学年の友達とのギャップを埋めるための努力や進学や受験のための準備などが必要となります。

 

また、3.のように海外で身につけた言語を保持していくことも必要になります。もし国際結婚の家庭なら、家では以前の滞在国で使っていた言語で話す、というルールも作ってもいいかもしれません。

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    バイリンガル育児の始め方

家庭以外で何とかできる場所はないの?

完全帰国したら、家庭での努力も必要ですが限界があるかもしれません。そのため家庭以外にもサポートしてくれる場所があると助かると思います。そのような場所は、一体あるのでしょうか。

 

方法はいくつかあります。

  1. 帰国子女受入校に入学する。
  2. 本帰国してから帰国子女用の塾に通う。
  3. 本帰国する前に帰国子女用のオンラインの塾を利用する。

1.はサイトがいくつかあります。それは国立、公立、私立の小学校や中学校、高校で帰国子女を受け入れている学校を探してそこに入ることです。この方法だと、外国を経験した子ども達が一般の学校より多いことが予想され、先生たちもどう対応したらいいか知っているはずなので親としては安心ですね。

 

2.は本帰国する土地に帰国子女を対象として勉強(進学のための受験対策も)を教えてくれる塾があれば、そこに通うこともできます。この場合も帰国子女のための塾だと考えると、先生もきっと帰国子女の接し方になれている先生や同じよう帰国子女が塾にいることが予想されるため、親としては少し安心ですね。

 

または、地理的に遠い場合や本帰国する前に準備を始めたい場合は、オンラインで教えてくれるところもあるので、検索してみるといいかなと思いました。




帰国後の目的によって選びたい

日本に本帰国を考えてこのようにサポートしてくれるところを探すときに、インターネットで検索すると色々と出てきてどこから見たらいいか、迷うほどです。ちらっとサイトをいくつか見ていると日本の生活になじむために帰国子女を日本人っぽくするための塾もあれば、海外で身につけたことを保持しつつ日本に帰ってきても摩擦を起こさないようする所、またはとにかく勉強!受験!・・・などさまざまです。

 

そのため、まずはどんな目的で探すのかを決めてから検索すると目移りせずにいいかもしれない、と思います。家族で一緒に話し合って検索するのもいいですね。

 

帰国子女の体験談もあり、帰国子女の気持ちがわかる本です↓↓。

 

 

まとめ

今回は子どもと一緒の海外滞在が終わりに近づくと、少しずつ考えて行きたい日本に完全帰国後について書いてみました。海外にいる時の立場が駐在なのか、国際結婚なのかなどによっても違いますが、どんなケースにしても子どもに負担がないように親としてできることをしたいものですね。

 

最後に今回の話に関係するホームページなどを、ご紹介します↓↓。

関連するるホームページなど

<日本国内の帰国子女受入校を探す>

●海外子女教育振興財団 → http://www.joes.or.jp/g-kokunai/

●JOBA 海外・帰国子女受入校を特集! → http://www.jolnet.com/crossmedia/

 

<滞在国で身につけた言語の保持>

●海外子女教育振興財団 → http://www.joes.or.jp/foreign/index.html




  • この記事を書いた人

まめちゃん

韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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