こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルに育てようと奮闘中です。
私は、韓国に住んでいて日常的に子どもとは日本語を使っていて読み書きなども意識して教えるようにしています。バイリンガル子育てを実践し、その経験や調べたことをこのブログを書いていますが、全てがうまく行ってるわけではなく困ったり試行錯誤をしてうまく行くこともあれば、そうではないこともあります。
うちの上の子は、会話は問題ないのですが読み書き、特に漢字が少々停滞中です。やはりモチベーションを保つのが難しいのか、漢字自体が難しいのか、いろいろ考えてみました。
今回は、どうしてモチベーションが保てないのか、うちの子に合った方法は何かないか考えたことをお話ししたいと思います。
海外バイリンガル児の漢字の勉強。モチベーションを保つ方法の1つ
韓国に住んでいても子どもが日本語ができるようになったらいいな、という私の考えから始めた韓国での日韓バイリンガル子育てですか、いざ始めてみると読み書きを伸ばすのに苦戦しています。
会話は大丈夫なのに読み書きを伸ばすのは難しいのは、どうしてだろう?と考えてみました。それは、子どもと毎日の生活を考えてみたら理由が見えてきました。
それは、、、、
- 会話は日本語でないとママ(←私)がコミュニケーションを取らないから。
- 読むことは自分が読みたい本なら進んで読む。
- 日本語を書く機会はほとんどない!
うちの子は毎日ハングルばかりで読み書きしているため、日本語で読んだり書いたりする機会が日常的にほとんどありません。
せっかく覚えても使う機会がないと、あっという間に忘れてしまいます。今の生活では環境的に仕方がないと言えばそうなのですが、なんとかならないものかなぁ......?思いました。
モチベーションを保つためにもらえたら嬉しいもの
日本語を書く機会がないなら機会を作ればいいのですが、それも続けるのがなかなか大変です。そのため、単発で子どもにお手紙を書いたり、子どもからお手紙をもらったりを時々しているくらいです。
では、なにか目標を作ってそれに向かって進んで行けばいいとも思いました。そこで、何かないか探してみると・・・
「日本漢字能力検定試験」というのがありました。 級が1級~10級まであって、1級が一番難しいです。
と思いました。その理由は、うちの子は実は絵を描くのが上手のようで絵を描く大会などでは、たまに賞をもらってくることがあります。そして、賞状をもうらうと嬉しそうなので、そこをうまく目標にできないかな?と思ったのです。
この漢字能力検定試験のサイトには、サンプル問題があるので、一番下の10級の問題を上の子にやらせてみました。その結果・・・10問中7問正解でした。10級というのは、Wikipediaによると小学校1年生レベルなので、うちの子には低いと言えば低いです。
しかし、それでも、、、
と言うと、まんざら嫌でもなさそうな雰囲気でした。
一時帰国と漢字検定
それでは、早速10級合格を目標に勉強開始! と思ったのですが、ここで1つ問題発生です。それは、試験日です。2017年(平成29年)のを見ると3回あります(2021年4月11日修正)。
どの試験日も、学校があるので子どもは韓国にいなければいけません。
もしかして海外受験ができるかも?と思いましたがアジアは今のところ香港、シンガポール、タイだけで韓国はありませんでした。韓国から一番近い日本と言えば福岡......。もし子どもが本気で受験するなら、福岡に行って受験することも考えてみようかなと思いました。
(※韓国にもありました! 2017年6月6日追記。海外・帰国子女のための教育情報 JOBAのソウル校で受験申込を受け付けています。←2021年4月11日に確認したらサイトはリンク切れでした。)
まとめ
今回は、うちの上の子の日本語の読み書きの能力の特に「書く能力」について、お話ししました。日常的に日本語で書く機会がないことや、漢字を覚えても使う機会がないので忘れてしまうこと、そして何か目標を1つ持つことでモチベーションがあがるのではないかと思うことと、目標の1つとして漢字検定を考えてみたことを挙げました。
日程的に、受験日には日本にはいられないのですが子どもが本当にチャレンジしたいと言えば韓国から一番近い福岡で受験することも視野に入れたいと思います。
海外に住みつつ使う機会がそれほどないのにモチベーションを保とうと思えば、今回のお話のように目標を設定するのも1つの方法かなと思います。あの手この手でいろいろな方法を探すのも親は大変ですが、それが子どもの目標になるのであれば親もがんばり甲斐があるように思います。