こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。
このブログでは、世界のあちこちでバイリンガル(マルチリンガル)子育てをしている方々にインタビューをしてお話をうかがい、その内容を載せています。
先日、インタビュー第9弾としてドイツ在住のYokoさんにお話をうかがいました。Yokoさんはドイツ人のご主人と協力してそれぞれの母語をお子さんたちに覚えてもらうという取り組みをしています(詳しくは↓の「合わせて読みたい」からどうぞ)。
・Yokoさんのバイリンガル育児(前編) ↓↓
今回はインタビューの後半部分を「後編」としてご紹介したいと思います(インタビューの方法などは前編をご覧ください〜)。
(後編)夫婦で協力!【実践!みんなのバイリンガル子育て⑨ Yokoさんの場合】
では、今回はインタビューの後半をお伝えします。
・世界のあちこちでバイリンガ子育てをしているみなさんへ一言お願いします!: 海外での子育て、現地の言葉と日本語教育に悩む同じ境遇の方々。幼児期の天才的な吸収力のあるうちに、私たちの母国語を自信を持って子供たちに伝えてあげることで、現地語とのバイリンガルになることは、夢ではないと思います。海外に住んでいても、もし、「お子さんと日本語で話し続けたい。」という願いがあるならば、ぜひ、あきらめずに続けましょう。継続は力なり(^^♪ 一時期現地の言葉でしか話してくれなくても、ちゃんと思いは届くはず(^_-)-☆ しりとりを一緒にできるようになったり、日本語の絵本を読めるようになってくれたときの感動を一緒に味わいましょう。そして、一人でも多くの日本のバックグランドを持つグローバルな環境で育つ子どもたちが将来、また日本へなんらかの形でかかわってくれる日を私は願っています。気長に日本語を日本文化を興味づけし続けようと思います。
ちまたでは「国際結婚でも難しいバイリンガル子育て」などと言われることもありますが、Yokoさんは、とっても前向きな方だと思いインタビューをしながら私も励まされる思いでした。そして、教材に関する質問には次のように答えてくださいました。
・使ってみた教材などがあれば教えてください :教材といっても日本語教育系ばかりですが。。。くもん 漢字カード1~3巻(ひらがなより漢字の方が子どもは意味のある言葉なので覚えやすいと聞き、娘が幼稚園時代にゲーム感覚で使用。小学校入学前に80単語くらいは読めるようになりました。) お風呂に水ではるひらがな表と日本地図・リビングに世界地図・ドイツ地図・絵本いろいろ・ホワイトボードに月・日・曜日・と毎日短文を書いて読む練習(←これは、教材ではありませんが。。。読解力を鍛える練習でした。)
日本語に関するカードや表、そしてホワイトボードなど、教材や道具もいろいろなものを使い、工夫していることが垣間見られました。
「バイリンガル幼児教育アドバイザー」でもあるYokoさん
このように話してくださったYokoさんは、実は「バイリンガル幼児教育アドバイザー」でもあり、絵本に関する講座も準備中とのことです。
実際に普段できるレベルに落としてやってきた事、絵本や市販の物を使ってやってよかったこと。どういう理由から試したなどが個別相談できるそうです。つまり、それぞれの家庭環境やお子さんの今の状況に合わせたアドバイスができるということですね。
さらに、絵本の読み聞かせについては、絵本メンタリング協会・EQ絵本講師という資格をこの夏に取得されたそうです。この資格の取得により具体的に説明できる講座を開けるようになり、現在開講の準備をしているとも話していました。
Yokoさんはインターネット上に公式サイトを持っていて、そこで記事を書いたり絵本講座の開催について書いたりしています。ただしZoomを使った絵本講座は現在まだ準備中とのことですので、もし「詳しく知りたい!」という方は公式サイトの右上の方にある「お問い合わせ」からご連絡を・・・とのことです。
ちなみにZoomとはオンラインの会議や集まりなどに使われるもので「オンライン会議室」などと呼ばれますが、「会議」のように堅苦しいものだけではなく親しい人との集まりでもいいし、1対1でも利用できる便利なツールで、もちろんYokoさんのようにオンラインで講座を開いたり相談を受け付けたりする場合にも使えます。
まとめ
今回は昨日に引き続き、ドイツ在住の日本人ママ、Yokoさんへのインタビューの後半部分と、Yokoさんは「バイリンガル幼児教育アドバイザー」であることなどをお伝えしました。
ドイツでお子さん2人をバイリンガルに育てながらバイリンガル幼児教育アドバイザーとしても活躍し、絵本の講座も準備中ということでとってもエネルギッシュだなぁ、と思いました。そして、「絵本メンタリング協会・EQ絵本講師」という資格があることを、私は今回初めて知りました。
今回、Yokoさんから色々とお話をうかがうことで私自身も刺激を受けました。このようなインタビューをするといつも「家庭の数だけバイリンガル(マルチリンガル)子育てがあるなぁ」と思うのですが、今回もそれを感じました。
それからお忙しいところ、インタビューを快く承諾し細かくお話してくださったYokoさん、ありがとうございました!
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「(後編)子供に合わせた方法でゆっくりと!【実践!みんなのバイリンガル子育て⑧ うらぴょんさんの場合】」
・Yokoさんのインタビュー前編→「(前編)夫婦で協力!【実践!みんなのバイリンガル子育て⑨ Yokoさんの場合】」