こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子供たちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。
前回は、海外で子供を育てるときに、親が現地の言葉でできることの利点について書きました↓↓。
親が現地の言葉ができることで、子供に役立つ情報がたくさん得られたり子供の日本語の間違いの原因がすぐにわかったりと利点も多いです。
しかし今回は、その反対に韓国で子育てをしながら、親(私)が現地の言葉(韓国語)がわかることで、子供の日本語を伸ばすのに、「これは気をつけなきゃ!」と思ったことについて書きます。
親は現地の言葉ができた方がいい?(気をつける事について)
日本語で育児!と思ってはいるものの、ついついやってしまって後で「あ~、あれは今度からやめよう・・・」と思ったことが3つあります。
それは・・・
- 義理の両親の家に行った時につい自分も韓国語でず~っと話す
- 自分(私)が使う日本語の中に、つい韓国語の単語を混ぜてしまう
- 子供が日本語でわからない言葉があったとき、韓国語で説明する
1つずつ見ていきます。
気をつけること3つ
★.1.義理の両親の家に行った時につい自分も韓国語でず~っと話す
自宅にいる時は、夫も日本語がそれなりにできるので家の中は日本語の環境を作ることができます。しかし、義理の両親の家に行くと義理の両親は日本語は簡単なあいさつくらいしかわからないので、会話は全部韓国語。 夫も当然韓国語、子供たちも韓国語・・・
その流れに乗って、私もついつい韓国語になります。理由は、その方が楽だからです^^; 日本語だと義理の親が、かわいい孫が何と言ったのか知りたがることがあります。
いちいち訳すのもいいのですが、最初から私が子供に韓国語を話して子供も韓国語で答えた方が楽です。ところがーーーー! 韓国の連休で3泊4日くらで義理の親の家に泊まったあと
自宅に戻る車の中で、ハッとしました・・・。子供が知ってたはずの日本語の単語が出てこない~!
愕然としました・・・。子供って覚えるのも早いけど、3泊4日韓国語オンリーになったらこうなるんだ・・・と思いました。 もちろんその後自宅にもどって日本語の環境に戻したら元に戻りましたが・・・
それ以降は、義理の親の家にいても、子供にはできるだけ日本語で話しかけています。
★.2.自分(私)が使う日本語の中に、つい韓国語の単語を混ぜてしまう
これも以前、上の子供が幼稚園ぐらいの時にこんな会話をして気がつきました。
子供:ね~、ママ、それちょうだい。それ。
私 :これ? 쌀과자?
子供:うん。쌀과자。
「쌀과자」とは、米でつくったせんべいや、おかきなどのことを言います。そして日本に帰った後、私の両親やお友達に「쌀과자」とそのまま言ってるのを聞いて「せめてお菓子とでも教えておけばよかった・・・」と思いました。
後で子供に聞いてみると「쌀과자が、日本語なのか韓国語なのかはっきりわからなかった」とのこと。
なるほど・・・
毎日の積み重ねなんだなぁ、と思いました。
★.3.子供が日本語でわからない言葉があったとき、韓国語で説明する
これも上の子供が幼稚園くらいの時の話です。いくら家の中が日本語の環境でも、昼間は韓国語に囲まれているので耳や目に入ってくる言葉の量が圧倒的に韓国語の方が多いです。
そうすると、韓国語ではわかるのに日本語ではなんと言うのかわからないことが段々と増えていきます。
↓↓この会話は、上の子が小学校に入って間もないころのこと。
私 :今日は、なにか「れんらくちょう」に書いてきた? 見せてね。
子供 :え? なになに? 何見せるの?!
私 : 「れんらくちょう」
子供 :・・・????
私 :알림장。
子供 :は~い。
最初はなんとも思わなかったのですが、段々と日本語にきれいに訳せない言葉がでてきて
と思いました。 上の「알림장(れんらくちょう)」なら、
学校で、先生がお知らせとか次の日までに準備しないといけないものをノートに書いてって言うでしょ? そのノートがれんらくちょうだよ。
と日本語で説明を聞いて意味がわかれば、子どもは、
となります。
すぐに訳を言うのではなく、わからない言葉は日本語で説明を聞いて理解する、
というのも子供にとっては重要なんだなぁ、と思いました。
まとめ
以上、私の経験から思ったことを書いてみました。
まとめると、やはり海外で日本語育児は日々の積みかさねや親の地道な努力が大切かなぁと思います。
もちろん、子供にも親にもストレスにならない程度にできるといいな、と思います。
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