こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。
日本と韓国は、地理的には隣の国なのてすが言語や習慣、流行、考え方など違う点も多いです。独身の頃、約2年半住んでみて韓国のことはよくわかったと思ってたのですが、韓国人と結婚して「嫁」や「親」という立場で暮らしてみると
また違った韓国が見えてきます。
そして、そこからびっくりすること、唖然とすること、学ぶことなどが盛りだくさんです。
今回の話は、韓国在住通算4年目、結婚2年目のある日のシオモニ(義母)とミョヌリ(嫁)の話です。
「戌(いぬ)の日」とシオモニ(義母)と私
上の子を妊娠した時、実家の母もシオモニもとても喜んでくれました。特にシオモニは初の内孫ということで大喜びでした。外孫は大勢いますが、やっぱり内孫は違うのかも知れません。
妊娠4〜5ヶ月目のある日、週末にシテグ(義理の両親の家)に行きました。シデクは、義理の両親が2人だけで隠居生活なので息子夫婦が来ると嬉しいみたいです。
シデクでシオモニとシアボジ(義父)とご飯を食べながらの会話・・・
その後、
かなり理解不能でした。 「やめなさい」という言葉は私には母が送ってくれた帯や日本の習慣などを全面否定された気がして、唖然とするやらビックリするやら....。
「戌(いぬ)」と「犬」
その時はなぜ否定されたのかわからず、黙り込んでしまいました。しかし、よくよく考えると私の知識不足に加え語学不足が原因だったように思います。
私は「戌の日」と言う日本の習慣について知ってることを、そのままわかる韓国語を並べて言ってみたのですがシオモニは「戌」は「犬」と思ったらしく
韓国語で「犬 + 赤ちゃん」は悪口になります。
もしかしたらそれを連想したのかも知れません。
あれから何年も経った今では、今ならこう言えます。
ところで、この戌の日についてはインターネットには「帯の日」として載ってます。
シオモニ!ではなく、日々勉強
韓国に長く住んでで思うのは、日本と韓国は似ててもやっぱりよく見たら違うと言うことです。そして、友達同士なら「違うね〜〜。」「おもしろいね〜〜」で済むことも
家族や親戚が関わると感情が入りバトルになることもある、ということです。今回の「戌の日」については最初にシオモニに否定された時、語学力も知識もなかった私は、すぐさま説明ができませんでした。そして「否定された」という事実だけで頭がいっぱいになり理解不能となったのです。
後で落ち着いて、
なぜシオモニ(義母)そうなったのだろう?
シオモニ(義母)が、そう言わないためにはどのように説明したらよかったのだろう?
ということを1つずつ考えていけばよかったのだろうと思います。たとえば、仕事や研究の話ならすぐに感情的にならず、「なぜ」や「どうしたら」というのを考えることができるのに、やっぱり家族や親戚だと感情が一番最初に入ってしましますね...。
そして新婚時代の私は日本のことは知っていても、初めての妊娠で自分もちゃんとわかっていなかったことや、韓国人だとどのように受け取るか....。このような部分が勉強不足だったように思います。
まとめ
今回は、子どもを初めて妊娠した時に日本の母が「戌(いぬ)の日」にちなんで、安産を願うために帯を送ってくれたことや、それを韓国のシオモニ(義母)に話したら、全面否定されたような気分になったことについてお話しました。
教のポイントは次のとおりです。
・日本の文化をまず自分がきちんと理解する。
・自分が理解した日本文化を他国の人々にきちんと説明できるようになる。その時、その国ではどのように受け取られるかも考えることができたらよい。
・シオモニ(義母)にきちんと説明できるような語学力もつけておく。
いつも思うことなのですが、予測だにしないところで文化的な摩擦というか衝突、理解不能なことって起こるものだと思います。常にアンテナを張って情報を集めたり、気になることはすぐに調べるのは大切だなぁと思います。
毎日も休まず、日々勉強ですね〜。