こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。
海外に住んでいる人は、一時帰国で日本に帰ることがあります。一時帰国で、どのくらいの期間日本に帰ることができるかは、家庭によって違います。また、地理的に遠い場合は頻繁に帰りたくても毎年ではなく数年に1回だけの人もいます。
このように1年の大半(または全部)を過ごす海外で、子どもに日本をに触れる機会を設けるには、どんな方法があるでしょうか。
前回は、未就学児について書きましたが、今回は小学生について書きます(未就学児の話は↓↓参考記事へ↓↓)。
海外で日本語に触れられるコレを作ろう!(小学生編)
小学生の場合、まず考えなければいけないのは海外にどのくらい滞在するかということです。親の海外駐在で数年と言う場合もあれば、両親が海外に移住して期限なしの長期、両親の片方の国で生まれ育ってそこでずっと住む予定などさまざまです。 なぜ小学生の場合は滞在予定が重要なのでしょうか。
それは、数年後日本に戻る場合は中学進学、中学受験などが問題になってくるからです。
という人も、義務教育である中学校には進まなければならずそこでクラスメートや先生とコミュニケーションが取れるかや読み書きが他の学生と比べて低くないかなど、気になることはたくさんあります。数年後に帰国の予定がある場合は
帰国後のことも考えて海外でどのように日本語に触れさせるか
について考える必要があります。
具体的にはどんな方法がある?!
では、具体的にどんな方法があるのでしょうか。以下に挙げてみます。
- 日本人学校
- 日本語補習校
- 日本人の親たちによる定期的な集まり
- 日本人の親たちによる不定期な集まり
未就学児の時にも同じような方法が出ましたが、日本人学校ではなく現地の学校に通った場合、未就学児と違うところは、やはり帰国後も考えると親は読み書き、漢字がきちんとできるようになってほしいと思うところだと思います。
もちろん、海外でも日本から教材を取り寄せたら十分、家でも勉強ができます。
しかし......
感情が入る親子の勉強
親子で勉強をしたことがあれば、1回は経験があること・・・
それは親子げんかです。
せっかく海外受講してる日本の教材・・・
母親:毎日、1ページずつやろうね。
子ども:うん、これ終わったらね。(←遊んだりほかの事をしている)
母親:まだ始めないの?
子ども:う~ん、始めるよ。あとちょっと・・・
母親:いつになったら始めるの~~(怒)!
例えば、こんな会話が繰り広げられます。初めの数回はうまくいっても、長続きさせるのが難しい親子の勉強。それが「明日までの学校の宿題」のように期限がついたものならやりやすいのですが、
「3年後の本帰国まで」や「2年後に日本に戻ったら中学校に入るため。」
など、子どもがゴールが見えにくいものは続けるのが難しいです。実際、私も子どもには小学校1年生の時から漢字を教えていますが、続けるのがなかなか難しく親子げんかもよくしていました。
親を交換しよう!
えっ?!と思うかもしれませんが、自分の子どもよりも他人の子どもの方が冷静に見られるのが、なぜか親というものみたいです。また、子どもの方も自分の親でなければ、遠慮するのか自分の親に対する態度とは違い、比較的大人しく冷静に勉強します。
そのため、多少学年に差があってもいいので、親同士でできるだけ定期的に集まって、親は自分の子供以外の子供の勉強を見るとしておいた方が、かなりスムーズに行きます。
海外で住むことになった土地に、日本語補習校や日本人の親たちの定期的な集まりがあれば、そこに参加するのがいいのですが
なければ、「海外で日本語に触れられるコレを作ろう!(未就学児編)」で紹介したようにSNSを使って近くにる日本人がいないか探して少しずつネットワークを広げるといいと思います。
最初は、親子2組で個人的に始めた集まりももしかしたら何年かたったら大きな集まりになっているかもしれません。
まとめ
今回は、海外に住む子どもはどのようにしたら日本語に触れることができるか、について少しだけ考えてみました。親子で勉強すると定期的に続けていくのが難しく、親子げんかになることもあります。
しかしママ友などと、親子4人で会って「親を交換する」ということで親子ともに自分の親、自分の子どもではない相手と勉強すると、意外と冷静に勉強ができるものです。
近くにママ友がいないこともありますが、そんな場合はオンラインにすることやオンライン補習校に参加することもできます。あの手この手でがんばりたいものですね。