こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。 韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。
このブログでは、海外に住みつつも日本の学習教材の海外受講やインターネット上でダウンロードできるサイトなどについて書いてきました。国語教材はたいていの場合、どの出版社の教科書に準拠した教材かが書いてあります。
または、こちらで都市を指定すれば、その都市に合った教科書に合わせた教材が送られてきます。例えば、私の場合は地元が兵庫県なので「兵庫県○○市」と指定し、その市の公立小学校で使われている教科書に合わせた教材を送ってもらうという感じです。
今回は、教材ではなく日本の教科書を海外で手に入れる方法についてお話します。
海外に住んでももらえる日本の○○とは?(小学生用)
「海外子女教育振興財団」について聞いたことがあるでしょうか。
ここは・・・
公益財団法人海外子女教育振興財団(かいがいしじょきょういくしんこうざいだん)は、元文部科学省(初等中等教育局国際教育課)所管の公益財団法人。海外における日本人生徒や帰国生徒などに対する教育の振興、国際交流などを主な目的としている。
Wikipediaによる。
......という団体です。
そして、海外に住む(または渡航前の)日本人の小学生や中学生に日本にいる時と同じように教科書を無償で配布してくれます。
早速連絡してみました!
私がこの教科書無償配布について知った時は、すでに韓国に住んでいたので海外子女教育振興財団のサイトを確認すると、領事館などに連絡するよう書いてあったので領事館に電話で問い合わせました。
そしてわかったことは.....
- 日本の学年に合わせた教科書配布となる
- 領事館に取りに行くか郵送となる(郵送費は自己負担)
私は郵送を選びクレジットカードでの送料支払いを選びました。ちなみに、送料は4000ウォン(約400円)でした。
問題が・・・
ここで問題が1つ発生しました。日本では、4月1日生まれから、翌年の3月末生まれの子供が同じ学年となります。(→日本では、4月2日生まれから翌年の4月1日生まれが同じ学年となります。 2020年7月17日訂正。詳しくは文部科学省のページへ。)
しかし、韓国では1ヶ月早いため3月1日生まれの子供から翌年2月末までの子供が同じ学年となりました。(→現在では1月1日~12月31生まれが同じ学年になると変更されています。2020年7月17日訂正。)
そのためうちの子は、早や生まれのため日本よりも1つ下の学年に入っていました。問い合わせをした当時、事情を話して
と言ったのですが、聞き入れてもらえず4年生の教科書が配布されました。
子どもに見せてみたところ、やっぱりまだ難しいとのことなので1年くらいは家においておくことにしました。うちのような問題は以下のような場合に起こると思います。
- 学年の数え方が日本と違う場合
- 早や生まれの場合
- 実際の学年と実力が異なる場合
うちの子は、この3つ全部に当てはまりそうです・・・
焦らないで、急がないで
韓国に住んでいる間は韓国の現地の学校に通い、韓国語で授業を受け、友達とも韓国語で話すので日本に住んでいる子どもと同じようにはいかない・・・
ということを念頭においておかないと、子どもにも無意識にプレッシャーをかけてしまいそうです。海外に定住し数年後に帰国する予定がない場合や永住の場合は、焦らず急がず少しずつやっていくのがいいかなと思います。
最後になりましたが、海外子女教育振興財団の教科書無料配布のページはこちらから!