こんにちは。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようとしているまめちゃん(@mame_chang)です。 突然ですが、これを読んでる方は小さい子どもや赤ちゃんは好きでしょうか。もし、小さい赤ちゃんや保育園児などと、2人っきりになったら上手に遊んであげられますか。
私は実を言うと学生時代やその後社会人になってからも、小さい子どもや赤ちゃんは苦手でした。理由は、私が子どもの頃から家族や親戚など周りに赤ちゃんや小さい子どもがほとんどおらず、どのように接したらいいか全然わからなかったからです。
そんな私も不思議なもので、結婚してしばらくして周りの小さい子達が「かわいいな!」と思い始めたころに、自分にも子どもができ、そして現在はバイリンガル子育てに至ります。
子どもが苦手だった頃の私は、バイリンガル子育てどころか子育て自体が未知の世界でした。 そんな状態の私が海外でバイリンガル子育てをしつつ未知の世界を自分に近づけるには、情報収集が必要です。今回は海外でバイリンガル子育てをする上で、役に立つ「情報収集の方法とその後どうするか」についてご紹介します。
海外でバイリンガル子育ての情報収集。そしてその後は?
前置きが長くなりましたが、海外でバイリンガル子育てをする人は、どんな情報が欲しいのでしょうか。
- 日本語または国語の教材
- 補習校などの学校
- 日本語で情報交換できるコミュニティ
- 海外バイリンガル子育てブログ
- 日本に完全帰国した後の道
1.は海外で日本人学校に通わず家庭で教える場合に、まず考えると思います。そして、大きな都市なら2.の補習校や日本語の塾、または日本語や日本文化を子どもたちに伝えていく自助グループのような団体があるかもしれません。
そして、そんな大げさでなくても気軽に日本語で滞在国のバイリンガル子育て事情に関するコミュニティがあると助かると考えるかもしれません。そして、4.のように情報や経験を発信するブログの存在もありがたいと思います。
最後に、海外バイリンガル子育てが期間限定のものなら日本に完全帰国した後に子どもが進む道についてもあらかじめ、知りたいと思うのではないでしょうか。
どうやって情報を集める?!
それでは、このような情報はどうやって集めることができるのでしょうか。代表的な方法はこの3つです。
- 先輩ママや先輩パパからのアドバイス
- 育児書
- インターネット
では、ひとつひとつ具体的に見て行きます。
★.1.先輩ママや先輩パパからのアドバイス
これは駐在の方の場合だと、前任者から滞在国の情報がたくさんもらえそうです。また、駐在ではなく国際結婚で海外に移住となった場合も知り合いなどを通して先輩ママや先輩パパに話が聞けたらとても助かると思います。
私自身も、上の子が生まれた頃から先輩ママや先輩パパからたくさんのアドバイスをいただきました。 アドバイスは、自分からわからなくて聞いたものもあれば先輩ママの方から教えてくれたものありました。経験からの言葉には本当に説得力があって、未知の世界をこれから進むのにとても助かりました。
★.2.育児書
バイリンガル子育ての育児書は、本屋さんに行くと何冊かあります。紙の本でもいいし、電子書籍にしてスマホやタブレットに入れて行くと海外に出てから重宝しそうです。
このような本には、バイリンガルとして育てられた人の回顧録的なものもあれば、その道の専門家が書いたものもあります。専門家が書いた専門的な本は、きっとかなりの研究の成果だとは思うのですが、内容的に難しいこともあります。
本屋さんで手にとって買う時は中身をチラッと見て、そして電子書籍の場合はサンプルや他の方が書いたレビューを参考にして購入したいですね。
★.3.インターネット
「海外に出てしまってすぐには日本には帰れない!」という時の強い味方がインターネット。現代はインターネットを使えば、本当にたくさんの情報が手に入る時代です。では、インターネットを使った情報収集にはどんな方法があるのでしょうか。
- 検索
- SNS
- すでに知っているサイトやブログを訪問
知りたいことを調べるのに手っ取り早いのは、インターネットで検索することです。スマホを使えばパソコンを開かなくても手軽に情報が集められます。
そして、最近ではSNSを使って実際に会ったことのない人を探してフォローして、情報を交換するという方法もあります。実際に会ったことがなく、顔も知らない人でも共通点があれば意気投合したり情報交換したりできるものです。特に海外で子育てをしていると、それがバイリンガル子育てであってもなくても共通点のある人とSNSで知り合うと、いろいろと話したくなることもあるように思います。そのようにして知り合った相手のブログやホームページは欲しい情報がたくさんあれば、そのうち直接訪問するようになると思います。
集めた情報をどう活用する?!
以上、大きく3つの方法をご紹介しました。ここまで読むとなんだか普通の話のように思いますが、情報は集めるだけではいけません。「このサイトいいな!」と思っても、あとで「あのサイト、どこにあったっけ・・・??」ということはないでしょうか。では、集めた情報はどうすればいいのでしょうか。
- 情報を整理する
- 自分の子どもに当てはまるか考えてみる
- 実際に適用する
情報を集めた後はこの1.〜3.のステップではないかと思います。まず、検索やSNSや他の人のブログやホームページで得た情報を整理します。バイリンガル子育てなら、子どもの年齢ごと(低い年齢から順に)に必要な情報を1ヶ所に集めます。ちなみに私は、スマホからも簡単にアクセスできるグーグルドキュメントやスプレッドシートなどを使っています。
そして、現在(または将来)の自分の子どもに役に立ちそうな情報を一覧表などにして行きます。新聞記事などはリンク切れになることもあるのでスクリーンショットを撮っておくこともあります。そして自分の子供がそれが必要な年齢に近づいたら、収集した情報をもとに実践をする、という感じです。
うちの子の場合
まだ保育園児と小学生のうちの子どもたちですが、「中学生や高校生になったら?」「もし完全帰国することになったら?」と考えて情報を集めています。もちろん、毎日やっているのではなく時々です。・・・とは言っても、保育園児が高校生になるのはずいぶん先の話です。そのため、今集めた情報も数年後には変わっていることも十分考えられます。
そのため、情報収集は1回限りではなく時々更新しなければいけないと思います。「それでは、必要な時に情報を集めればいいのでは?」という考え方もありますが、毎日ではありませんし前もって始めた方が時代の変化や流れがわかるかもしれないとも思います。
まとめ
今回は、海外でのバイリンガル子育てについて役立つ情報収集の方法とその後どうするかについてお話ししました。
情報はたくさんあると混乱しそうですが、きちんとまとめて整理しておき時々情報を更新することがポイントです。そうしておくと、子どもが将来進む道がなんとなく今から見えます。そしてそのように整理ししておいた情報は、いざ必要となった時にはそれが選択肢となると思います。
情報の整理の仕方のひとつが、グーグルドキュメントやスプレッドシートなどです。 もちろん、EvernoteやPocketなど、整理のツールはたくさんあります。いろいろ使ってみて自分が一番使いやすいものを選んだらよさそうですね。