こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。
または
と思った時、周りに上手になりたい言語を話す人がいたら一番いいのですが、そうでない場合は、お金を払って習いに行ったりインターネットを使った授業を受けたりすると思います。
しかし、バイリンガル子育てをしようと思っても親がバイリンガルではないので、上手になってほしい言語で話しかけられなかったり、できればそれほどお金をかけたくないからDVDやインターネットで動画を見せたりすることもあると思います。
子どもに上手になってほしい言語のDVDを見せたり、インターネットで動画を見せたりすることは、手っ取り早い方法だと思います。また、子どもだけではなく大人も英語が上手になりたいから英語で映画やドラマをみたりすることもあると思います。
今回は、バイリンガル子育てというこのブログのテーマに沿って、子どもにバイリンガルになってほしいと思った時、DVDやインターネットの動画などはどのくらい効果があるのかについて、うちの子どもたちの話も交えながら考えてみたいと思います。
子どもに上手になってほしい言語はDVDを見せたらいいの?!
では、子どもにある言語が上手になってほしいと思った時とは、例えばとんな場合か考えられるでしょうか。
- 日本に住んでいて外国語が全くできない日本人の両親が子どもをバイリンガルにしたいと思う場合。
- 日本に住んでいて両親または親のうち一方が外国人(または外国語ができる)で、子どもに上手になってほしいと思う言語ができる場合。
- 海外に住んでいて両親はその国の言語ができないが、子どもにはできほしいと思う場合。
- 海外に住んでいて両親または一方の親が現地の言葉ができて、子どもには現地の言葉と親の言葉を身につけてほしい場合。
この1..〜4.は、例えばつぎのような場合です。
1.は日本在住の日本人の両親が子どもに英語を覚えてほしいと思う場合。
2.は、日本在住で日本人と韓国人を両親に持つ子どもに日本語と韓国語を上手になってほしいと思う場合。
3.ベトナムに企業から派遣の駐在で住んでいてる日本人の両親(両親共にベトナム語はできない)が子どもにはベトナム語を身につけてほしいと思う場合。
4.オーストラリアに住んでいる日本人と韓国人の夫婦(夫婦共に英語ができる)が子どもには英語と日本語(または韓国語)ができてほしいと思う場合。
ほかにもあると思いますが、だいたいこんな感じだと思います。
DVDはどんな風に使う?!
では、どんな風にDVDやインターネットの動画を使うのでしょうか。
子どもの年齢にもよると思いますが、子供が見たがる時に見せたり親が時間や1日に見せる量を決めて見せると思います。では、そのようなDVDやインターネットの動画の気になる効果というものはどうなのでしょうか。
言語を覚えるためにDVDをみせたりすることへの効果には、賛否両論があります。つまり、効果があるという人とないという人がいるということです。これについて私はどう思っているか、私の経験と考えをお話したいと思います。
★うちの子たちがみているDVDや動画
これは、上の子と下の子で違うのですが、言語で言うと・・・
・上の子(小学生)・・・日本語または韓国語。
・下の子(幼稚園児)・・・日本語、韓国語、英語。
上の子も、英語のCDやDVDを持っているので聞いたことはあるはずなのですが、あまり興味を示しませんでした。ただ、英語圏を10日間ほど旅行した時は、現地のテレビを興味深そうに見ていて私に「今、○○って言ったけどどういう意味?」のようなことも聞いてきました。
それから上の子が幼稚園児の時、上の子自身の希望で英語の塾に約4ヶ月ほど通ったことがあります。しかし、「塾」という性格上か、宿題がたくさん出てたのしくなくなり結局辞めてしまいました。上の子については、韓国に住んでいるので「日本語が上手になる」という目的で日本語のDVDやインターネットの動画を見せることは、その後の親との話の中で話題にものぼったり、韓国ででている日本のアニメと比べたりもできるので、知識的にも日本語的にもよさそうです。
下の子の場合は、DVDを見るときになぜか英語のものを選ぶことがあります。それは、子どもが英語を勉強するためのもの(踊ったり歌ったり、簡単な歌がでてくる)だったり、童話だったりします。そして、「どうやって英語のDVDを見てるのかな?」と思ってその様子を横で見ていると、ただだまった見ていることもありますがDVDに出てくる言葉を一緒に繰り返して言ってみていることもあります。
下の子についても韓国に住んでいるので日本語に親しんでもらう目的で日本語のDVDを見ると、見たあとに、親とそれについて日本語で話す機会もあるのですが、英語については見たとしても見た後で話すのはやっぱり日本語で「どうったった? 面白かった? 何て言ってた?」ぐらいです。そのせいか、下の子は英語のDVDを好んで見ることはありますが、それが下の子が英語の上達に繋がっているかと言うと少々疑問です。しかし、親しむことにはなっていると思います。
どんな使い方が一番いいのだろう...?
上の子の話はあまり参考にならないのですが下の子の話から考えると、家の中にも外にも英語をしゃべる人がいない場合は英語のDVDは英語に親しむきっかけにはなると思うのですが、伸びにはつながりにくいと思います。それは、やはり言語というものはコミュニケーションの手段なので、一方的に語りかけられるDVDでは「どんな音がある言語なのかな?」「どんな意味なのかな?」がわかったとしても、それは「知識」のまま頭の中で止まっていると思うからです。
これを、ただの「知識(知っているということ)」から、「使えるということ」に変えていきたいとしたら、それなりの練習が必要だと思います。・・・とすると、うちの下の子の場合は「英語で話しかけられて英語でコミュニケーションをとる」ということが加われば伸びるのではないかと思います。とすると、家の中に英語が母語の人はいないので、意識してそのような機会を作ることになると思います。
......と言っても、現在の我が家の方針では英語より日本語だと思うので、しばらくはこのまま進みそうです。
まとめ
今回は、子どもに上手になってほしい言語がある時の方法としてDVDを見せたりインターネットで動画を見せたりする方法があることや、その方法の効果について我が家の様子も交えながら書いてみました。
「語学ができる」
と、ひと言でいってもその能力には「読む」「書く」「話す」「聞く」があります。DVDやインターネットの動画を子どもに見せることは、「聞く」、「聞いて理解する」ことの助けにはなると思います。またその外国語に親しむきっかけにもなると思います。そして「知識」として子どもの頭の中に残るかもしれませんが、それを「使える」という段階に持っていくには、やはりコミュニケーションが必要となっていきます。
そこまで目指すとしたら、親にできることは子どもが見につけて欲しい言語を「使うことができる環境」を作り出してあげることだと思います。もちろん、これは「聞く」「話す」の話なので、もし「読み」「書く」を伸ばしたければそれに合った環境も必要です。
DVDやインターネットの動画を再生するだけで......とは簡単にいかないので、それプラス工夫が必要ですね。