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バイリンガル育児

思春期&反抗期!のバイリンガル児と日本語で話す2つの方法

 

こんにちは、韓国で二児の子育てをしながらブログを書いているまめちゃん(@mame_chang)です。思春期や反抗期って自分自身にはあったはずのものですが、いざ自分の子どもが思春期や反抗期に差しかかると、特に上の子の場合は手探りだったり周りに聞いたりインターネットで調べたりして対応することもあるかと思います。

 

子どもがお腹の中にいたときから、

 

まめちゃん
韓国に住んでいるけど日本語もちゃんとわかるようにバイリンガルに育てよう!

 

と考えて実践し、早くも10年強の時間が過ぎました。今では、上の子は10歳を超えています。そもそも、どうして私はバイリンガル子育てを始めたのかを振り返ってみると、いくつか理由があるのですがその中に次のようなものがあります。

 

「思春期になってもママにちゃんと心のうちを日本語で話してくれるといいな」

 

約10年前にそう考えたのですが、その「思春期」そして「反抗期」がそろそろ上の子に訪れようとしています。思春期の始まりは「今日から!」というわかりやすいものがないのですが、上の子の言葉や行動をみていると「そろそろかなぁ」と思うことが最近あります。

 

今回は、この「思春期&反抗期」について私がバイリンガル子育てをしようと思った理由とともに、どのくらいうまく行っているかを振り返ってみたいと思います。





思春期&反抗期!のバイリンガル児と日本語で話す2つの方法

思春期とは男の子と女の子によっても年齢に多少の差があるようですが、いくつかのサイトをインターネットで見てみると、だいたい10歳ごろから18歳ごろまで続くようです。つまり小学校高学年から高校卒業あたりということでしょうか。こうやって数字で見ると約8年間...... 長いですね。

 

また反抗期は厳密には「第1反抗期」や「第2反抗期」などとわかれますが、ざっくり言うと小学生は「第2反抗期」に当たるそうです。これを読んでいる方が成人の方なら「そういえば、私もそんな時期があった・・・」と思うのではないのでしょうか。私自身も、小学校高学年か中学生の時に今考えればどうでもいい理由で親に腹を立てて口げんかをしていたものです。

 

私の話はさておき、「そろそろかぁ」と思う上の子の思春期&反抗期ですが、家の外ではいい子にしているみたいですが家に帰ってくると親との衝突がたまにあります。そして、その後子どもに理由を聞くと子どもには子どもの理由があるように思います。

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    バイリンガル育児の始め方

思春期だけど、ちゃんとママと日本語で話してるかな?

最初に書いた私がバイリンガル子育てを始めた理由のひとつ(「思春期になってもママにちゃんと心のうちを日本語で話してくれるといいな」)ですが、こう思った理由は実は当時韓国在住の日韓夫婦の先輩日本人ママや先輩日本人パパが次のように言ってたことも大きいです。

 

子どもとは日本語でちゃんと話ができるようにしといたほうがいいよ。でないと思春期とか反抗期の時に "ママは言葉が通じない!" って言ってパパ(韓国人)の方に行っちゃうよ。

 

あれから約10年......

 

上の子の日本語の力についてはこのブログでも何度か書いてますが、「聞く」「話す」そして「読む」はある程度大丈夫ですが、「書く」の特に漢字が苦手です。

 

先輩ママや先輩パパに言われた「子どもとは日本語でちゃんと話ができるように・・・」は読み書きは関係ないと考えると、一応達成できていると思います。それは、どんなことからわかるかというと家庭での子どもとの会話から次のようなことができると思うからです。

 

  1. 日常生活の中で毎日どんな出来事があったかを日本語で言うことができるから。
  2. 学校や塾の友達関係について困った時に、何がどうして困ったのか、どう感じるのかやどうしたいのかなどを説明できるから。
  3. パパと衝突した時や、したの子と兄弟げんかをした後にどうしてそうなったのかやどんな気分なのかが言えるから。

 

もちろん、日本語でちゃんと話ができるのはこれだけでありませんが、私が今日最初に書いたバイリンガル子育てを始めた理由のひとつと、先輩ママと先輩パパの話という点から考えるとこの3つです。

 

特に重要なのは、1.が、ただ毎日の出来事を話すのに対して2.と3.は子ども本人の気持ちや考えを日本語で表現するということなので、今のところはうまく行っていると言えそうです。特に、家の外は韓国語で生活のため、1.と2.は韓国語で体験したこと(そしてその時はきっと頭の中で韓国語で考えいると思われること)を、家に帰ってきたらママ(私)の顔を見ながら日本語で話すのです。




「こうしたからうまく行ったのかな?」と思うこと

本格的な思春期&反抗期はこれからやってきますが、これまでのところ「こうしたからうまく行ったのかな?」と思うことがシンプルに2つあります。それは・・・

 

  1. 子どもが自分の言葉(日本語)で話すまで黙って待ってあげること。
  2. 子どもへの問いかけは意識して「はい」「いいえ」で答えられないものにすること。

 

★1.子どもが自分の言葉(日本語)で話すまで黙って待ってあげること。

こんなブログを書いている私ですが、時間がない時はつい焦って「はやくしなさい!」や「それで、どうしたの? ○○なの?」と急かしてしまったり、即答させようとしてしまいます。しかし、一度深呼吸をして子どもが自分の言葉で話してくれるのを待つと心のうちを話してくれます。

 

特にこれは家の中に家族がいても子どもと私が1対1で話せる状況の時の方が子どもも話しやすそうです。(下の子はその間、DVDでも見せておきます。)

★2.子どもへの問いかけは意識して「はい」「いいえ」で答えられないものにすること。

これは前から心がけていることなのですが、子どもになにか質問する時は「はい」「いいえ」では答えられない聞き方をするようにしています。例えば・・・

 

まめちゃん
今日、学校どうだった? 楽しかった?

 

だと、

 

うん、楽しかった~。

 

となり会話終了......となることもあるので、

 

まめちゃん
今日、学校どうだった? 休み時間にどんな遊びをしたの?

 

のように「どんな」「どこ」「何」「どうやって」「どうして」のような言葉を使って質問すると答えは「うん」とひと言にはなりません。きっとこのような積み重ねが後々には意味があるものになるのかもしれません。



まとめ

今はまだ「そろそろかなぁ・・・」なので本格的ではないのですが、もうしばらくしたら本格的な思春期&反抗期がやってくると思います。それまでに、今までにやってきた1.2.を続けるとともに言葉だけではなく信頼関係も大切だと思うので、子どもとの信頼関係にも気をつけていきたいと思います。

 

また、来年か再来年あたりに子供の年齢が上がって少し大人(?)に近づいたら私の対応や子どもの反応が変わったかどうか・・・ このブログで報告したいと思います。

 

私がバイリンガル育児を始めた理由など↓↓




  • この記事を書いた人

まめちゃん

韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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