こんにちは。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルに育てている、まめちゃん(@mame_chang)です。
韓国ってひと昔に比べたら国際結婚が増えているのか、結婚して韓国に移住する方々を助けてくれるプログラムも多々あります。韓国が好きでもともと韓国語を勉強していた人が韓国に住むことになったパターンもあれば、たまたま結婚した人が韓国人でそのため韓国に住むことになった......という人もいると思います。
たまたま韓国に住むことになった場合は、「韓国語も韓国の文化もわからない~!」という人もいると思います。そのような場合に、こんなプログラムがあるよ!というのをご紹介します~。
使えるプログラムは使おう! 親子で利用できる韓国のプログラムとは?
韓国に住んでいる日本人はたくさんいますが、人によって立場が違います。留学生、駐在員とその家族、韓国人の配偶者、仕事などいろいろです。
外国人として韓国にいると、外国人であることが得なときもあれば損であることもあります。全部韓国語で書かれているので、
と、すぐには気がつかなかったり、韓国はやり方が変わることがよくあるので
ということもあります。
今回は、このブログのメインテーマ(バイリンガル育児)ではありませんが「韓国のあれこれ」から、日本人である私たちが韓国に住む上で生活や子育てに使えるプログラムについてお話したいと思います。
どんな人が対象のプログラムなの?
プログラムの紹介の前に対象者はどんな人なのか見てみましょう。韓国に住んでいる日本人は立場がさまざまだといいましたが、今回ご紹介するのは韓国人と結婚して韓国に住んでいる人(ほとんどの場合、女性を指すようです)が対象のものとなります。では、どんなプログラムがあるのでしょうか。
結婚で韓国に来て定住している人を韓国では「結婚移民者」と言います。最初、この「移民」という言葉にちょっと抵抗を感じたのは私だけではないと思います。また、韓国人と外国人が結婚した家庭を「多文化家庭」と言いますが、この言い方も初めて聞いた時は「多文化か〜。」と多少の違和感を感じました。
この結婚移民者には、早く韓国に慣れるための韓国語講座や子どもの教育をサポートしてくれるプログラムなどがあります。では、どんなプログラムがあるのか見ていきましょう。
★結婚移民者のためのプログラム
結婚移民者のためのプログラムには例えば次のようなものがあります。
- 韓国語講座
- 早期適応プログラム
- 社会統合プログラム
2.や3.に韓国語講座が含まれることもあります。やはり、海外に来てその土地に馴染もうと思ったらまずは現地の言葉をおぼえることから・・・ということだと思います。
★子どものためのプログラム
子どもと言っても年齢はさまざまですが、家に来てくれる訪問プログラムや、小学生対象のプログラム、中学生以上が対象のものなどがありプログラムによって無料のものもあり、有料のものもあります。
小学校に入ると本格的にお勉強が入って来ます。子どもが韓国人の子供たちと一緒に現地の小学校で勉強する時に使う韓国語は、親が外国語として学ぶ韓国語とは違いがあります。
そのため、親が一生懸命韓国語を勉強しても韓国の小学校で使う言葉を短い間に覚えて子どもに教えられるようになるのはかなり難しいと思います。
そのため、次のようなプログラムを利用するといいと思います。
- 訪問教育
- 大学生によるメンタリング
- 多文化家庭の子ども対象のキャンプ
1.は、まずは自宅から近い「多文化家族支援センター」を検索しそこに問い合わせます。
2.は「韓国奨学財団」というところがやっています。これは大学生は多文化家庭の子どもに勉強を決められた時間教えたら大学生は財団から奨学金がもらえるという仕組みです。
うちは上の子が小学校2年生の時に申し込みました。そして、大学生に韓国語で算数と国語(韓国語)を教えてもらいました。そして3年生になっても申し込んだのですが3年生の時は申し込み者が多かったのか2年生の時もしたからか選考から外れてしまいました。
ところで、結婚移民者や多文化家庭の子供たちにこのようなサービスが準備されているのは、結婚移民者が早く韓国になじむためと外国人の親が韓国人の親と同じようにできない韓国の現地校の子供の勉強のサポートのほかにもサービスによっては雇用を作り出す目的もあるようです。
いずれにしても、自分の子どもに役に立ちそうなプログラムがあったら利用できたらいいなと思います。
このブログは海外で子どもに日本語を教えてることでは?!
このブログのメインテーマは海外に住んでも自分の子どもに日本語や日本文化を教えて行こうという二児の母(→私)のブログです。
そう考えると「なぜ現地語である韓国語を教えるサービスを紹介するの?!」となりそうですが、バイリンガル子育てで目指したいのは2つの言語が同じようにできるバイリンガルです(詳しくは「合わせて読みたい↓↓ へ)。
そのためには海外で現地校に通っている場合、その現地の言語がしっかりしてないと勉強もうまくいかないこともあります。そういう理由で今回は、韓国で多文化家庭の子どもたちが利用できるサービスをご紹介しました。
詳しいことは住んでいる都市や団体によって多少違うこともあるので、まずは「danuri」というサイトから家に近い多文化家族支援センターを探します。そして「これ、うちの子にぜひ!」と思うプログラムがあれば問い合わせをしてみてください。
まとめ
今回は韓国在住者、移住者を対象にしたプログラムをご紹介しました。これは、大人も使えるし子どもも使えるプログラムです。私が最初に韓国に住み始めた約20年ほど前は、このようなプログラムは整っていなかったように思います。利用できるプログラムは利用したいものですね。
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