こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。
突然ですが、このブログを読んでいる方は生まれて初めてパソコンを触ったのがいつだったか覚えているでしょうか。私が初めてパソコンに触ったのはいつのことだったか覚えていませんが大学生になったぐらいのことだったと思います。
もちろんスマホなどもない時代で、何か調べるといえば図書館に行ったり他の人に聞いたりとアナログな生活をしていました。そして大学のレポートなどを書くときはパソコンを使ったり手書きだったりしました。
それに比べて最近の子どもはパソコンなどのデジタル機器に触れるのが本当に早いと思います。そして使いこなすスピードも早いなぁと思います。
今回は、上の子が小学校の宿題をするのにパソコンやスマホで調べている姿をときどき見て思ったことと、バイリンガル児だからこそできる方法などについてお話したいと思います。
パソコンやスマホで情報収集。バイリンガル児だからこそできる方法とは?
上の子も下の子も、生まれたときからパソコンというものを知っていて、下の子(3歳)は、スマホを渡せば指でスワイプさせて写真を自分で見ています。またパソコンを開けてブラウザーを起動しYouTubeを開いて「アンパンマン」などと私が入力して、アンパンマンの動画がたくさん出てくると後は自分でマウスを操作して見たい動画をクリックして一人でアンマンのおもちゃの動画などを見ています。
時代が違うので私が3歳だったころの話はしませんが、上の子は小学校で選択授業でパワーポイントやスクラッチ(詳しくは↓↓の「合わせて読みたい...」へ)、エクセルなどの授業もあり資格を取ることもできます。
また、学校の宿題で「○○について調べてきましょう。」というのがときどきあります。それは歴史上の人物についてだったり、外国についてだったりします。これらの宿題は、親が知識が豊富でなんでも答えることができるならいいのですが、たいていの場合インターネットで検索するという最近では手軽な方法を使うと思います。
小学校低学年のころは、そのような宿題は私も一緒にやらないといけなかったのですが、高学年になってからはハングルでキーボードを打つことを覚え、自分で検索することも覚えてきたので
といって自分で調べてもらうことにしてます。そして、パソコンを使って自分で検索している上の子の様子を何度か見ているうちにあることに気がつきました。
情報収集にはお国柄がでる!
子どもが検索している様子を見ていて何に気がついたかというと・・・
ということです。韓国人が何かを検索する時に使う検索エンジンと言えば・・・
ネイバー → https://www.naver.com/
ダウム → http://www.daum.net/
ネイト → http://www.nate.com/
グーグル → https://www.google.co.kr/
この5つぐらいだと思います。統計を見たわけではありませんが周りを見ているとこの中でも、ネイバーとダウムを使っている人はかなりの数になると思います。
一方、日本人はどんな検索エンジンを使うのでしょうか。日本人は・・・
Yahoo Japan, Google, Goo, infoseek, MSN, Bing……
など、いろいろあるようです。
どうして検索エンジンが気になったかというと、検索エンジンの話をたまたま最近ブラジル人と中国人の知り合いと話してたからです。その話によると・・・
「ブラジル人はUOLとかSAPOとかも使いますよ。ネイバーにはない情報がいっぱいありますしね。」
「中国では、Baidu(百度)ですね。」
と言っていました。「百度」は私は使わないものの存在は知っていましたが、UOLとSAPOは初めて聞いたので、「検索エンジンって国によって違うしきっと特徴が表われるんだなぁ」と思いました。
情報満載のネイバー
韓国の「ネイバー」というサイトですが、検索、地図、、辞書、ブログ、ニュースなど本当にたくさんのコンテンツがあり、スマホ用のアプリもあります。もちろんすべて韓国語で表示されるので私にとって最初は使いづらい部分もありましたが、慣れたら韓国の情報が欲しい時には本当に助かります。
また、日本語で検索ワードをいれて検索することもできますが、ヒットするのは韓国の人が書いたもので韓国語の文章がほとんどです。「韓国人から見た○○」というのが知りたいときはネイバーがいいかもしれないと思いました。
しかし、ブラジル人の知り合いの言葉から考えると情報満載のネイバーにも載っていない日本の情報があるかもしれないのです。それでは、韓国で生まれ育っているけど日本人の親を持つ子どもたちは、どうすればいいのでしょうか。
ネイバー以外で情報収集をする意味
そんなわけで、子どもがネイバーだけに慣れてしまう前にいろいろな検索エンジンに慣れておいてもいいな、と思いました。理想としてはYahoo JapanまたはGoogle Japanかなと思いました。
試しに・・・
とGoogle Japanを使って子どもにやってみてもらいました。すると、検索にヒットした日本語を全て読みこなすことはできませんでしたが、なんとかキーワードだけ拾い読みをしていました。
まだまだ漢字がネックなのと、日本語でキーボードを打てないため(今回の検索はスマホでひらがなを見てタップしてやってもらいました)、今の段階では次のようなことができると思います。
- 検索エンジンはネイバーだけではないと教える。
- 何かを調べる宿題がある時は同じ検索ワードでどんな違いがあるかママと一緒に見てみる。
日本語のサイトを翻訳機にかける方法もありますが、今はあえて教えず検索エンジンにはいろいろあることや、検索エンジンを変えることで得られる情報に違いがあることなどを子供がわかってくれれば今ところはそれでいいかな、と思います。また、もうちょっと大きくなったらネイバーとGoogleなどの検索時の使い分けについても教えていきたいなと思います。
まとめ
今回は上の子が学校の宿題などをしている時に、ネイバーばかりで検索しているのを見て、私が思ったことや子どもにネイバー以外の検索エンジンを使う意味をわかってもらうことなどについてお話ししました。
今は日本語でちゃんと検索したり情報を集めたりすることができなくても、少しずつできるようになってくれたら、それはきっとバイリンガル児だからこそできることなのだと思います。そして、それは子どもの視野が広がり情報を集める力やいろいろな方向から物事を見ることにもつながるのではないかと思います。
子どもの視野を広げるには、親も自分の視野を広げ情報を集めておかなきゃですね・・・。