こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。
人の性格はいろいろですが、同じ家庭に生まれた兄弟姉妹でも性格って違うな~といつも思います。周りを見ても正反対だったりちょっと似ていたり、上のお子さんの影響を下のお子さんが受けていたり(またはその逆)して、おもしろいなぁと思います。
子どもたちが集まる公園などに行っても、みんなと仲良く遊べる子、一人で遊んでいる子、みんなの輪に入りたいのに入れずモジモジしている子、親と遊びたがる子、などなど、本当にいろんな子どもがいるなぁと思います。
我が家の子どもたちは、公園に行くと特に下の子が周りの人に「人見知りを全然しないね」と言われます。下の子ということもあるのかもしれませんが、確かに下の子は人見知りを全然しないタイプです。
先日、公園でこのような子どもたちと自分の子どもの様子を見ていて「人見知りって、バイリンガルと何か関係があるのかな??」と思いました。今回は、「人見知り」ということに焦点をあてて「人見知りをしない子はバイリンガルになりやすいのかな?」という私の素朴な疑問について考えてみたことをお話ししたいと思います。
「お子さん、全然人見知りしませんね!」から思うバイリンガル育児
うちの子たちは、上の子は保育園の最後あたりから幼稚園の年少ぐらいまでは、「ちょっと人見知りするなぁ・・・」と思っていました。しかし、年齢的にもそんなもんだろうと思っていたら年齢があがるごとに少しずつ大きな人見知りはしなくなってきたように思います。小学校高学年の現在では年相応といった感じです。
下の子は幼稚園児ですが人見知りという言葉を知らないかのように相手が大人でも子どもでも全然気にしないようです。恥ずかしがったり私の後ろに隠れてこっそり相手をみたりするような行動をした記憶も私にはありません。
そして、そして下の子だからということもあって言葉を覚えるのもとても早かったように思います。そして周りによく言われるのは「おしゃべりが上手だね」ということのほかに「話す内容が大人っぽいね」ということです。
「話す内容が大人っぽい」というのは、最初は日常的に耳にする日本語が主に私の日本語なので、もしかしたら私が大人に対して話すみたいに子どもにも話しかけているのかな?と思いました。とりあえず、今回は「人見知り」がキーワードなので、話す内容についてはまた別の機会にお話ししたいと思います。
人見知りをしない子はバイリンガルになりやすい?
うちの子たちの話だけでは、ちょっと少なすぎると思うので周りにいる知り合いのお子さんや他の国でバイリンガル子育てをしている方々のお子さんのことを思い出してみました。
かなり主観的ですが、そこから考えると次のようになるかなと思いました。
★.「人見知りをする子」は・・・?
人見知りをする子は、初めて会う相手と打ち解けるまで時間がかかります。そのため、親に連れられて遊びに行ったときに新しいお友達に出会ってもなかなか「一緒にあそぼう!」と言い出すことができず、遠くから見ていることもあります。
また、大人が話しかけたり大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんに話しかけられた時も、緊張してすぐに返事ができず固まってしまうこともあるようです。
これだけを書くと、、、
「じゃぁ結論は、”人見知りする子供はバイリンガルになりにくい” んだな。」
となりそうです。しかし、私はそれもあるかも知れませんがこう考えました。
「人見知りする子どもは、”狭く深く”のタイプで、一度話せるようになった相手とはいろいろな話が深くできるのではないかな?」
もちろん、「深く」と言っても子どもなので、子どものレベルでの「深く」です。
★「人見知りしない子」は・・・?
人見知りをしない子はいろいろな人といろいろな話ができそうなので、どんどん話をして言葉も伸びそうです。そしてそれはきっと日本語でも韓国語でも関係ないのだと思います。
そして、人見知りをする子が「狭く深く」だとしたら人見知りをしない子は「浅く広く」だと思いますが、子ども次第で「浅く広く」でも「狭く深く」でもできるのだと思います。
言葉の力って外からだけでは完全に判断できない・・・
以前、「バイリンガルになりやすい子どもはどんな性格?!」と題して書きましたが(詳しくは↓↓「合わせて読みたい・・・」から)、寡黙な子どもは言葉を覚えるのが遅いとは限らないと思います。
寡黙な子は、周りから見るとどんな言葉を覚えて使えるようになったのか、どんなことに興味をもっているかなどがわかりにくいです。しかし、当の本人の口から言葉がでない(または出さない)だけで、実は周りの話を聞いたり目にする言葉を一人で覚えたりしていることもあるので、知識としては結構知っていることもあると思います。
上の子も、少々人見知りをする子なのですが、集まりのなどで話してみると他の人が言ってたことや見たことなどを私よりもちゃんと聞いていて驚くことがあります。そう考えると人見知りをするかどうかは実はタイプが違うだけで、バイリンガルになるかどうかはあまり関係ないのかもしれないとも思います。
まとめ
今回は「人見知り」ということをキーワードにバイリンガルになりやすいかどうかをうちの子供たちと周りの方々のお子さんのことを思い出しながら書いてみました。今回の話はバイリンガル児に限った話ではない部分もあります。人見知りする子も周りの言葉をちゃんと聞いていて、目に入ってくる言葉もちゃんとみていたら、知識として蓄積されていって大人になったらいつかその知識を仕事などで活用するチャンスが来るかもしれません。
子どもっていろいろな可能性を秘めていると思います。親は子供の様子や性格、興味などを見守りながら何ができるかを考えて実行してみるのが「育てる」っていうことなのかなぁ、、、と思いました。