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バイリンガル育児

どうやって決める?「うちの子は○○語と○○語のバイリンガルに!」

 

こんにちは。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようとしているまめちゃん(@mame_chang)です。

 

日本に一時帰国するたびに子供たちと本屋さんに行くということは過去にも何度か書きましたが、子どもたちと一緒に行くと子供たちから目を離さないようにしながら自分が見たい本を見ないといけないので、なかなかゆっくり見ることができないこともあります。

 

そんな時は、ちらっと目星だけつけておいてあとはインターネットで詳細を見て「欲しい!」と思ったら注文するか、または電子書籍でお買い上げ、ということもあります。 今回の一時帰国は部分的に旦那サマが日本に来てたので、家族でゆっくり本屋さんにいくということができました。しばし子どもたちを旦那サマに預けてゆっくり本を手にとって見るということができました。

 

実は、前から気になっていたのですが韓国にいる時にインターネットでバイリンガル教育関係の本を検索すると、専門書または子どもが「英語」ができるようになる方法のような本がよくでてくるなぁ、と思っていました。

 

そこで、今回は本屋さんで本を見てみて、そしてインターネットで得られるバイリンガル教育関係の本の情報などを合わせて、 バイリンガル子育てを実践している1人として思ったことについて書いてみたいと思います。

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どうやって決める?「うちの子は○○語と○○語のバイリンガルに!」

突然ですが、「世界で一番話されている言語って何語でしょう?」という質問をされたら答えることができるでしょうか。ここでいう「話されている」とは、「母語」と考えください。

 

 

答えは・・・・

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  1. 中国
  2. スペイン語
  3. 英語
  4. アラビア語
  5. ヒンディー語
  6. ベンガル語
  7. ポルトガル語
  8. ロシア語
  9. 日本語
  10. ドイツ語

Wikipedia「言語」より

 

となっています。

 

日本語は9位ですね。 あ・・・韓国語はないですね(汗)。 まぁ韓国の人口を考えてもこのランキングには入りそうもないですが・・・。 韓国語(朝鮮語)は、別のページを見ると14だそうです(詳細は、Wikipedia「ネイティブスピーカーの数が多い言語の一覧」へ)。

 

これは、その言語を母語とする人たちの数なので、学習してできるようになった人たちのを入れると順位は入れ替わるかもしれないと思いました。

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日本で勉強されている外国語は?

では、ふと・・・

 

まめちゃん
日本でよく勉強されている外国語って何だろう...?

 

と、考えました。 残念ながら、統計のようなものは見つけることができませんでしたが、日本の本屋さんを見る限り英語が一番多いように思いました。英語は確かに最近では小学校あたりから導入されていますし、重要視されているのだと思います。ちなみに私が住んでいる韓国でも外国語学習といえば英語が一番に挙がります。

 

そして、本屋さんでもインターネット上で見ていてもバイリンガル教育関係の本は、

 

「子どもをいかに英語ができるバイリンガルに育てるか。」

 

ということを目標にした本が多いと感じました。これは、母語話者(ネイティブ)が一番多いのが中国語であるのに対し英語は母語ではないけど学習している人が多いということを表しているのかもしれません。



バイリンガル子育てと考えると・・・

人口の関係もあるので、世界でもっとも母語とされている言語が多いのは中国語だというのは納得がいきました。では、「じゃぁ、うちの子にも中国語を!」となるか......? というとケースバイケースだと思います。

 

なぜなら、家庭によって子供が置かれている環境が違うので「子どもを○○語のネイティブにしよう!」と思った時に、すぐにその環境が整えられる場合とそうではない場合があると思うからです。 うちの子の場合だと、

 

「韓国に住んでいる日韓夫婦の子ども」

 

という位置づけなので、もし私がこの統計をみて子供たちを中国語のネイティブにしようと思っても、中国語に外国語として触れさせることはできてもネイティブにさせるのは無理があるように思います。 できる言語の数を増やせばいいというものでもないと思うので、もし子供が希望すれば塾などの形で習ってみる、または大学生ぐらいになったら留学させる......という程度になると思います。

 

ちなみに英語教育にかなりの需要がある韓国・・・。

 

「英語は基本」

 

なんていうママも周りには結構います・・・。その次に挙がるのが日本語、そして中国語といった感じです。



うちの子のためにできる事って何?

今回ご紹介したような統計やランキングを見ると、

 

「うちの子にも中国語やらせなきゃ!」

「やっぱり英語ね!」

「意外とスペイン語かも?」

 

などと、心が揺れ動くこともあると思います。しかし、学習される言語というのは、国と国との関係や個人の興味、そしてその言語が話されている国の世界での経済的な地位などによって左右されることも多いです。

 

しかし、ネイティブになるにしろ学習してできるようになるにしろ、ある国の経済状況が急上昇したからと言って新しく勉強を始めても1日や2日で身につくものでもありません。そして、そのたびに子供に学習させる言語を変えることもできないと思います。

 

そのため、親は知識・情報としてこのような統計やランキングを知っておくといいと思います。また、自分ができる言語や子どもが置かれた環境を考えて子どもにどんなバイリンガル(マルチリンガル)になってほしいかを考えたら一番いいと思います。親は情報を集めて子供が置かれた環境に一番いいものを選んであげられたらいいですね。




まとめ

今日は、前々から疑問に思ってたインターネットでバイリンガル教育の本には英語が多いことや、世界で母語とされている言語、自分の子供はどうするかと考えた時に子供が置かれた環境などについても考えてみました。 統計を見ると世界では中国語を母語(ネイティブ)とする人が一番多いです。

 

しかし、海外育児や国際結婚だとしてもおかれた環境によっては、親が将来性があると思う言語のネイティブに子供をすることはできません。

 

海外育児をしている私が思うことは、

 

「情報は知識として持っておこう。」

「親はブレない方針を持とう。」

「子供にどんなバイリンガル(マルチリンガル)になってほしいか考えよう。」

「子供が置かれた環境を考慮しよう。」

 

この4つです。そうすれば、どんな言語を子供に触れさせるべきかという答えが出ると思うからです。




    • この記事を書いた人

    まめちゃん

    韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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