こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日がんばっています。
一時帰国の前後や一時帰国中は、なにかとブログに書くことが多くてついついそういう内容が多くなってしまいます。時には上の子にスポットを当てたり時には下の子にスポットを当てたりです。
今回の一時帰国について、何を書いただろう......?と思って読み返してみると上の子に関することの方が多いような気がしてきました。下の子は、今回の一時帰国では保育園(保育園や幼稚園)の一時保育にも行かなかったので、私と24時間×4週間ずっと一緒です。
4週間の間、4歳児と24時間一緒にいることは楽しくもあり大変でもあるのですが、一時帰国で初めて目にするものもあり、なかなか新鮮なこともあったようです。
以前は上の子が一時帰国中に感じた文化的なことについて書きましたが、今回は下の子の発言から文化的に「おもしろい!」と思ったことについていくつか書いてみたいと思います。
子どもの発想って面白い!「楽しそうな所」と「石がいっぱいのところ」ってどこ?!
一時帰国は何度かしていますが、赤ちゃんのころは文化的な違いなんて全くわからないと思います。下の子が一時帰国をするのは今回で数回目を迎えますが、幼稚園児になったのと上の子の影響もあるのか、今回はその発言に「おもしろいなぁ~」と思ったことが何度かありました。
それでは、早速下の子が一時帰国中に日本でした発言を見ていきたいと思います。
- 「ここ、たのしそう!」
- 「ねぇ、ねぇ~、石がいっぱいあるよ!」
- 「これ、何ウォンなの?」
- 「これ、からい?」
ではでは、どんな時に言ったことなのかもうちょっと詳しく書いてみます。
★1「ここ、たのしそう!」
これを言ったのは、子どもととある商店街を歩いていた時でした。「楽しそう!」と指差したそこは、キッズカフェでも遊園地でもなく、なんとパチンコ屋さんでした。 キラキラしていてジャラジャラ音がするのが楽しそうに見えたらしいです。
と言って素通りしましたが、私にはない発想でおもしろかったです。
★2「ねぇ、ねぇ~、石がいっぱいあるよ!」
この夏休みに、「石がいっぱいあるところに行きました。」と言ったら、一体どこを想像するでしょうか? 夏休みに我が家がほとんど毎年行く「石がいっぱいあるところ・・・」とは、実は墓地です。
親戚のお墓参りで行くのですが、下の子は決して初めて行くわけではないのですが赤ちゃんのころは行ったとしてもよくわかってないと思います。なんとなく物心がついてから行くのが初めてだったので着いた途端、「墓石」が視界いっぱいに並んでるのを見てこういいました。
墓石は確かに石ですね.......。もちろんその後、墓石がどんなものなのかを子どもにわかる言葉で説明しましたが、来年の墓参りには何と言うか(言わないか)楽しみだったりします。
「楽しそうな所」「石がいっぱいのところ」以外にも!
では、後半です。「楽しそうな所」と「石がいっぱいのところ」以外にもこんな発言がありました。
★3「これ、何ウォンなの?」
スーパーで買い物をしていた時の話ですが、私が何を買おうかといろいろと考えていると下の子が欲しいお菓子を持ってきて私に言ったのがこの言葉です。普段、韓国にいて韓国の通貨は「ウォン」なので、それでその延長で「これ、何ウォンなの?」と聞いたと思います。
といって家に帰ってから、韓国と日本のお札と小銭を見せて一緒に見てみました。ぱっと見たら、日本と韓国のお金はお札の色が明らかに違うので違いがわかりやすいのですが、小銭は日本のは五円玉や五十円玉に穴が開いていておもしろいうようで子どもはそっちに興味津々でした。
★4「これ、からい?」
韓国育ちだなぁ、と思ったのはこの発言です。韓国にはからい食べ物とそうでない食べ物があります。からいものと言えば、キムチを初めチゲやおかずなど、たくさんあります。そして何かを食べる時に「からいか、からくないか?」を見分ける基準の1つが、料理の色です。
コチュジャンやキムチなどの色からもわかるようにからいものの色は赤やオレンジ色です。そのため、赤色やオレンジ色の料理を見ると習慣的に「からいかも?」と思うようです。今回は何をみて下の子がそう言ったのか、はっきり覚えてないのですが、トマトスープかケチャップ味のおかずだったような気がします。私はトマトスープはほとんど作らないので納得ですが、ケチャップは料理する時に使うこともあるのでどうして「からいのかな?」と思ったのかわかりませんが、場所が変わって食べるものが変わったのでそう思ったのかもしれません。
子どもの発想から思うこと
1.と2.はもしかしたら日本で生まれ育つ子どもたちも、パチンコ屋さんが家の近くになかったり宗教上の理由などで墓石をみることがめったにない場合は、同じような発言をするかもしれないと思いました。子どもの発想って本当におもしろいです。そして純粋だなぁと思いました。
そして、3.と4.は韓国に住んでいる時の日常生活がそのまま一時帰国中も続いているような気がする発言でした。きっと、韓国ではなく他の国で生まれ育っている子どもも日本に一時帰国したら、その国に関係するようなことを言うんだろうなぁと思うとなかなか興味深いです。
子どもの発想はどう変わる?
今後、時々一時帰国をすると思うので子どもたちが成長にするにつれて子供の発想や発言がどのように変わるのかを見守って、そしてメモしていきたいと思います。このようにブログに記録していくと、時間が経ってから読み返してみると
と懐かしくもなり、子どもの成長を感じたりもするように思います。ブログは、私にとって子どもたちの成長の記録でもあるのだな、と思いました。
まとめ
今回は一時帰国中の下の子の発言から、文化的なものを取り出してみました。そして、どんな状況で何を見てそういったのかと、どうしてなのかを考えてみました。理由がわかれば納得して子どもの発想がたのしくなります。
次回の一時帰国では、どんな発言が聞けるか楽しみです。
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