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バイリンガル育児

継続に効果あり! 日本語でお手紙交換を数回繰り返した結果・・・

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。

 

「海外に住んでいても自分の子どもには日本語ができるようになってほしい......。」そんな気持ちで自分の子どもとは日本語を使うようにし始めて早くも約10年。いろいろなことがありましたが、このブログでも何度か書いているように家にいる時は会話は日本語なので、聞いたり話したりはいいのですが読み書きに苦労しています。

 

それはやはり「勉強のための勉強」や「練習のための練習」になっていることや、韓国での日常生活で日本語での読み書きの必要性はほとんどないというのも苦戦している原因のひとつです。

 

韓国は日本のとなりの国ですが、日本語を見る機会は街中の日本食レストランや飲み屋さん、観光客がよく行く地域の看板などです(もちろん、中にはへんてこりんな日本語が書いてある時もありますが......)。

 

ふとしたことがことがきっかけで、私の友人がうちの上の子と「お手紙交換」をすることを申し出てくれて、それ以来数回お手紙交換をしています(そのいきさつについては「合わせて読みたい」からご覧ください。)

 

・お手紙交換のいきさつ ↓↓

 

今回は、数回のお手紙交換の間に上の子が書く内容に変化が見られたので「どんな変化が見られたか」や「今後はどうしたらいいかな?」について書いてみたいと思います。

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継続に効果あり! 日本語でお手紙交換を数回繰り返した結果・・・

ありがたくも私の友人の申し出で始まった「お手紙交換」。うちの上の子(小学校高学年)にとっては、親ほど年齢の離れた相手とのお手紙交換です。回数で言うと今のところ、3,4回往復しています。

 

私が「おっ?!」と変化に気がついたのは2回目ぐらいからです。では、具体的にどんな変化が見られたのかについて見ていきたいと思います。

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どんな変化が見られたかな?

お手紙交換は第1回目は私の友人が日本から送ってくれました。その前に一度韓国で会っていたので、楽しかったことやまた会いたいことなどなどです。

 

それに対する子どもの返事は、手紙に対するお礼や最近の天気、また会いたいと思っていることなどで、ある意味社交辞令っぽい雰囲気でした。

 

2回目のお手紙は、休みの日は何をするのかや日本に帰ったら何がしたいのかなどなど、前よりは多少話が具体的(?)になったような気がします。

 

そして、それに対する子どもの返事は、質問に答えたり逆に相手に質問してみたり......といった感じで1回目の社交辞令っぽさからは抜けだせたような感じでした。

 

次の3回目は、ちょうど日本に一時帰国していた時期だったので日本と韓国の違いに驚いたころや、日本にいる間に家族とどこに行って何をしたかを書いてそれについての感想(楽しかった、また行きたいなど)も書いていました。

 

 

このように見てみると、だんだんと社交辞令っぽいよそよそしさが抜けてきてお互いのことを質問したり自分が体験したことなどを書くようになってきたと思います。書いている内容が変化すると書く量も変わるので、1回目は便せんに1枚くらいしか書かなかった(書けなかった?)のが、2回目、3回目となるごとに1枚半から2枚へと量も増えていきました。枚数が増えてきたのは、相手に伝えたい内容が増えてきたということなのかな、と思います。

 

私と友人はSNSでも連絡を取っていて、この友人も書く量が増えたことや内容が変わってきたことなどに気がついていて喜んでくれてもいました。



このお手紙交換。今後はどうしよう?

このような感じで、回を追うごとに少しずつ変化してきたお手紙交換ですが、「今後はこうしたいな・・・」というのを考えてみました。

 

  1. お手紙交換の継続。
  2. 実際に会う機会を作るかオンラインで会う。
  3. 年齢や日本語のレベルが近い友達とのお手紙交換もできたら実施してみたい。
  4. いつの間にか止めてしまったママ(←私)との交換日記の復活。

 

 

まず、友人の好意に甘えて今後もお手紙交換を続けることができたらいいな、と思います。そして書く内容や量がどのように変化するかが今後は楽しみです。そして、可能であれば日本や韓国で実際に会う機会ができればいいなと思いますが、時間もお金もかかることなので、難しそうならオンラインで実現させてもいいなと思います。

 

そして、前から考えているのは上の子の年齢や日本語のレベルが近い日本のお友達とのお手紙交換ができたら、それもいいなと思います。一時帰国の時に体験入学をしたのでその時の友達が一番よさそうなのですが、次の3つの点でつまづいています。

 

  1. 住所を聞くとなると保護者の方と話をしないといけないこと。
  2. お手紙交換をする利点が日本のお友達側にあまりないこと。
  3. 日本のお友達とうちの子では書く力の差がありすぎること。

 

保護者の方と話そうと思ったら体験入学中にお子さんを通じて連絡を取るのが一番よさそうなのですが、そこまでまだできてませんし、日本語力の違いや相手側の利点を考えるとなかなか難しそうです。相手のお子さんに利点があるとすれば韓国や韓国語を紹介できること、ぐらいでしょうか・・・。

 

そして、上の子が幼稚園児ぐらいだったころには絵日記の形で私と交換日記をしていました。毎日ではなく1、2日に1回くらいの割合でです。しかし、いつの間にか止めてしまったので、それを復活させることも考えています。もちろん、今度は絵日記ではなく文字での日記を中心にしたいと思います。



まとめ

継続は力なり」と言いますが、たった3,4回のお手紙交換でも内容や量の面で変化が見られるんだな、と感じました。「練習のための練習」にならないために、「コミュニケーションの手段として文字を読んだり書いたりする。」ということを実践してみて今のところよかったと思っています。

 

私との交換日記の復活も、いきなり毎日バリバリやるのではなく子供の様子を見ながら少しずつ再開していければいいなと思いました。交換日記の復活については、また別の機会にこのブログでご紹介したいと思います。




    • この記事を書いた人

    まめちゃん

    韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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