こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを約10年前から日韓バイリンガルに育てています。
このブログではバイリンガル育児に関する内容以外にも、生活など使う韓国語についてもたまにご紹介しています。
さて、二児の母である私ですが、下の子が生まれた時は上の子をそれまで育てた経験があるので、少し心に余裕ができていました。
ぐらいに考えてたのです。ところが、そんな余裕は下の子が赤ちゃんの頃に違うとわかりました。上の子と下の子は同じ親から生まれてきましたが、性格も顔も体質も考え方も違うのです。
ところで今回の話は「歯ぎしり」なのですが、上の子は今まで全然したことがない歯ぎしり。
その歯ぎしりについて、韓国語の学習という点からお話したいと思います。
歯ぎしりって韓国語で何?ネイティブに聞いてみた!
今回のお話、きっかけは下の子(幼稚園児)の歯ぎしりでした。夜寝ている時にまず、
と思ったことです。先ほどのように上の子は歯ぎしりなんてした事はなかったからです。 あまり気にしてなかったのですが、歯磨きの仕上げ磨きをしている時に上の歯の先の形が前より少し変わったような気がしたのです。
歯の先の形が平らというか削れているというか......。
上の子の時にはなかったことなので、少々慌てました。そしてやはりまずやることはインターネットの検索です。心当たりがあったのは歯ぎしりだったので
「子ども 歯ぎしり 歯の形」
などのキーワードでまずは画像検索してみました。下の子の歯の形と似た画像が出てくるかもしれないと思ったからです。
結果、少しですが同じような画像が出てきました。
親として次に考えることは治療の必要があるかどうかです。もう少し調べてみるとあまり心配しなくてもよさそうなので、少し様子を見ることにしました。
韓国語で何だろう?
とりあえず子どものことという事で、家族全員で食事ができる時に下の子の歯ぎしりの話ととりあえず様子を見るという話をしました。
ところが、夫(韓国人)と上の子(小学校高学年)の反応は...
でした。そこで、
と実演して見せました。すると2人は
と全く同じ反応を見せていました(さすが韓国語ネイティブ)。 しかし、私も歯ぎしりに相当する韓国語を知らなかったのにその場でメモしなかったので覚えられませんでした。
後で辞書みたらいいや、ぐらいに思っていたのです。
日韓辞典をみたら...?
案の定あとになってわからなくなったので辞書をみました。日韓・韓日辞典でオンラインでも使える便利な辞書といえば、ネイバー辞書です。そこで、「歯ぎしり」を検索すると、画像のように書いてありました。
Naver日韓辞典「歯ぎしり」より
ふむふむ、色んな表現がありますね〜。でも...あれっ?!と思ったことがありました。
歯ぎしりってホントに「이갈이(イガリ)なの」?
韓国でインターネットのポータルサイトといえば、ネイバーまたはダウムなのですが、そのネイバーの日韓・韓日辞典で「歯ぎしり」を引いて「이갈이」がないのはどうしてでしょう。
そして今度は逆に「이갈이」を検索ワードとして入れてみたら次のように書いてありました。
Naver日韓辞典「이갈이」より
歯の生え変わりの意味の方がよく使うのかもです。
今度は「이갈이」で画像検索をしてみました。すると歯ぎしりらしき画像がいくつか出てきました。
こうなると「이갈이」は歯ぎしりで合ってそうなのですが、もうどれが正解なんだかわからなくなってきます。
そんな時の解決法はただ1つです。
うちのネイティブに聞いてみた!
我が家には韓国語のネイティブが夫と上の子(小学校高学年)の2人います。
この2人に私が歯ぎしりをしている様子の実演を見せて、韓国語で何というかを教えてもらいました。その結果、言ってたのは次の2つでした。
「이갈이(イガリ)」
「이빨 가는 것(イッパル カヌン ゴッ)」
あ、合ってたんですね。ただ、ネイティブではないとやっぱり私のように辞書を引いたりネイティブに確認したくなるものだと思います。なぜなら、辞書に書いてあることはネイティブが使う自然な言葉ではないこともあるし、万が一間違えて覚えてしまったら、それを覚えなおすことは非常に大変であることは経験上知っているからです。
こう考えると、家の中に気軽に聞けるネイティブがいるって便利です。では、周りに気軽に質問ができるネイティブがいない時はどうしたらいいのでしょうか。
ネイティブが周りにいない時は?
ネイティブが周りにいなくても諦めるのはまだ早いです。いくつかの方法があり有料で習うこともできると思います。しかしできればお金はかけたくないなぁ、と思う人もいるかもしれません。そのような場合は以下のサイトがオススメです。
2.Lang-8
1.はネイティブが質問に答えてくれるサイトで、スマホアプリもあります。また、日本語を勉強している人が質問を投稿してくるので、その質問に答えてあげることもできます。
2.も同じような感じなのですが1.と違うところは作文がメインだということです。外国語で作文をしたら正しいか不安になるのではないでしょうか。そんな時は、このサイトに投稿してみたらネイティブが修正してくれたりよりいい表現を提案してくれます。
この2つは同じ会社による言語交換のためのプラットフォームです。
または、Twitterで発言したら、もしかしたら誰かが答えてくれる…かもしれません。
まとめ
今回は、下の子の歯軋りをきっかけに調べてみたことや私が歯ぎしりに相当する韓国語を知らなかったこと、夫と上の子は韓国語がネイティブですが日本語の歯ぎしりという言葉を知らなかったことなどについて書きました。
そして、辞書を引いたら解決することもありますが、そうでない時はネイティブに聞いてみるのがいいという話をしました。もし、ネイティブが周りにいなかったら Hi, NativeやLang-8 といったウェブサイトを利用する方法もあります。
自然な語彙や表現はやっぱりネイティブに聞くのが一番よさそうです。