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韓国の義実家

義実家へ帰省してもしなくてもストレスの結末

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルに育てるべく、毎日奮闘しています。

 

さて、韓国には1年の間に大型連休が2回あります。それは旧正月と旧盆です。正月やお盆ではなく「旧」がつくのは、日程が旧暦で決まるからです。そして日程は毎年変わります。

 

さてCOVID-19の影響で、日本でもお盆の帰省の自粛などがニュースに出ていました。韓国では旧盆は「チュソク(추석)」と言いますが、今年の旧盆前には何度もスマホに帰省自粛の呼びかけやお墓参りはオンラインでできるなどと緊急警報がきていました。

 

スマホの「公共安全刑法」が鳴りやまないこともありました。

 

......にも関わらず、やっぱり移動をする人、せざるを得ない人もいます。私はTwitterでこのようにつぶやきました。

 

でも、効果があるのかないのか、

 

義両親が来るなとは言わないから、義実家に行ってこなくちゃ!

 

とか

 

義両親がうちに来て法事もあるし、もう大変…。

 

と例年と変わらないことを言ってる人もいました。今回は義実家に帰省しなかったけど、やっぱり大変なことが多かったと感じたことについてちょっと書いてみようと思います。





義実家へ帰省してもしなくてもストレスの結末

義実家というだけでストレスとかしがらみという言葉が頭に浮かびます。もう新婚ではないし、結婚してずいぶん経って距離の取り方がわかるようになっても、やっぱり実家とは違うなぁと思います。

 

義実家に対してストレスフリーになった私の方法は、↓の「必読記事」へ。

 

・義実家にストレスフリーになれるには? ↓↓

 

さて、うちは毎年旧正月や旧盆の時、義実家に3泊ほど連泊していました。ところが義両親(というか義母)が、高齢になり旧盆や旧正月の食事などの準備や応対などがもう大変すぎて今後はできないという話になりました。

 

そこで、私達も含む夫の兄弟と配偶者と甥っ子姪っ子(全員揃うと20名弱)が地方にある義実家にいくよりは夫の兄弟など全員が住む釜山に義両親を呼ぶのがいいのでは?

 

という話がCOVID-19の前からありました。

 

そうなると、次に大変な思いをするのは私です…。なぜなら私の夫は長男なので義理の姉妹は当然自分の家ではなく、長男の家に集まると私や夫に聞きもせず決めてしまったのです。

 

そしてCOVID-19…。

 

密です。密です…。

 

それほど広くない私の家に20人弱集まるなんてもう発狂ものです。夫は義両親や義理の姉妹に来るなと言うことができず、かなりジレンマのようでした。私は、

 

まめちゃん
100歩譲ってお義父さんとお義母さんだけ家に泊まってもいいけど兄弟に会うのは外でね!

 

ということにしました。そのはずが….。

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義実家に帰省しない代わりに義両親がご訪問

そんなこんなでモヤモヤの中、義両親が旧盆(チュソク)の連休が始まる前日に我が家に来ました。2泊の予定です。…とはいえ、連休の前日は平日。平日は次のようなことをしなければなりません。

・子どもたちは学校(登校またはオンライン授業)

・子どもたちは塾。私はその送り迎え。

・私は在宅勤務。

・夫は出勤

 

そのため、あらかじめ電話で何時ごろ来るか聞いてみました。

 

まめちゃん
今日、何時ごろ来ますか。

 

すると義母は、

 

昼ごはん早めに食べて午後1時ごろに行こうかな^^。

 

連休だし息子やかわいい孫に会えると思って、なんと張り切って早起きしてできるだけ早く来るつもりだった義両親。

 

大変申しわけないですが、私は言いました。

 

まめちゃん
すみませんが私の在宅勤務と子どものオンライン授業は4時までだし、その後は塾もあるんですよね…。

 

在宅勤務中に「ピンポーン」と来られると困るし、子どものオンライン授業中に楽しそうに家に来られて持って来たかばんを開けてお土産を披露されても対応ができません。

 

というわけで夕方以降に来てもらうことにしました。もう一度言うと、こっちは平日なので仕事と学校や塾があるのです。

 

そんなこんなで義両親は無事に夕方以降に来てくれました。



自分の家ですることも他人の家ではしない?

夫はいつも通り出勤なので、自分の在宅勤務を終えてすぐ子どもの塾の送り迎えをし、義両親を迎えた私。義両親到着後、すぐに手洗いと消毒ジェルの使用をお願いしました。

 

そして持ってきたお土産は、ペーパータオルにエタノールを吹き付けて拭いて消毒。コロナなので目の前でやっても、もう仕方ないと思いました。

 

すると、義母に1本の電話が。

 

いま、家の前なんだけど…?

 

アポなしの突撃訪問は義姉でした。いつも住んでいる私達ではなく義母にだけ連絡して勝手にうちに来るのです。

 

100歩譲ってお義父さんとお義母さんだけ家に泊まってもいいけど兄弟に会うのは外でね!
まめちゃん

 

…のはずが、約束したはずの夫はまだ仕事から帰ってこず、義母が義姉を家に入れてもうそのまま勝手にくつろぎ始めました。

 

横で見てたらいつまで経っても手を洗う様子がないので、

 

お義姉さん、手!
まめちゃん

 

と言って手にエタノールのスプレーを吹き付けました。もうなんなのでしょうね…。

 

その夜は義妹が甥っ子たちを連れてうちへ来ました。その時は、すぐ私が

 

手洗ってください~!
まめちゃん

 

と言ってすぐに洗ってもらいました。そして翌日は別の義姉がご主人と一緒に来ました。同じく、来てすぐ私が

 

手洗ってください~!
まめちゃん

 

と言ってすぐ手を洗ってもらいました。神経質かもですが、やっぱり心配です。

 

そして、帰宅後はあちこち消毒…。結局一度に20人集まらずそれぞれが来たい時間にうちに来て義両親に会うという感じでした。分散して来られるのは、一度に集まるよりも楽なのか?よくわかりませんが、帰った後にどこを消毒すべきか目が届くのはいいのかもと思いました。



最大のストレスは誰?

今回、2泊の予定で義両親が来たのですが、義父はお墓参りもあるので2泊で自分の家に帰りました。しかし義理の姉妹の都合がうまくつかず、義母に会いたいということで義母だけ延泊となりました。

 

そこでちょっとした行き違いがあり、私はみんなの話から義母は義姉宅に泊まると思ってたら夫はうちに泊まると思ってたらしく、なぜか私に激怒

 

なぜ義母を義姉宅に行かせたのか?と感情的に思いっきり責められました。

 

また、

 

オンマ(お母さんの意味)は、嫁に嫌われてるのかなって言ってたけど、本当に嫌いなのか。

 

とまで聞かれて唖然……。世の中に仲がいい嫁姑もいなくはないですが、少なくとも私の周りではそれはめずらしいタイプです。

 

相手が感情的になってる時にこちらも感情的になると火に油を注ぐようなもの。私の本心は、

 

はぁ?仲がいい嫁姑もいないわけじゃないけど、うちはどうだろうね?お義母さん呼んだらいつも勝手にお義姉さんはアポなしで来るし、言いたい放題だし人の家のものを勝手に触るし使うし、もうお腹いっぱいいっぱい!
まめちゃん

 

でも相手が冷静になるのを待ってから、このように言いました。

 

お義母さんは、いい人だと思うよ。だから、嫌いにならないように距離を保ってるの。頻繁に会って接触が増えるとちょっと私には気が重いなぁって、子どもたちが赤ちゃんの時に思ったから。
まめちゃん

 

夫は理解できたのかできなかったのかよくわかりませんが、感情的にならないでできるだけ悪く言わない(←実は言ってるかも?)方がいいかもと思いました。



まとめ

今回は、高齢になってきた義両親(というか義母)が、旧正月や旧盆の準備や片付け、親戚の対応がもう大変で無理…というので、長男宅である我が家に呼ぼうという話がでていたことや、その後COVID-19が起き、それでも我が家に親戚が来るとなって困った話などをしました。

 

旧盆(チュソク)が終わってみると、義両親は我が家に泊まったものの夫の義理の姉妹とその家族は結果的に分散してうちに来たので思ったほど「密」の状態にはならず、幸いでした。

 

分散してうちに来ると、手洗いもしやすいし親戚が来たあとに消毒する場所もわかりやすいです。そして、ちょっとした行き違いから夫にシオモニ(義母)が嫌いなのかと聞かれてうっかり肯定しそうになりましたが、それだと感情のぶつけあいになり火に油を注ぐことになります。

 

そのため取った方法は、次のようなものでした。

・夫が感情的になってる時はこちらも感情をぶつけず、相手が冷静になるまで待つ。

・思っていることを言う時は、できるだけ悪い言い方はしない(ものは言いよう?)。

 

実の親子なら、感情のぶつけあいがあっても不思議なことに後を引かないことが多いように思います。なのに義理というものは不思議なもので、わだかまりを作ってしまいます。

 

義実家へ帰省してもしなくてもストレスは別の形でやってくるので、できるだけ最小限に留めたいものですね。

 




  • この記事を書いた人

まめちゃん

韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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