こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルに育てるべく、毎日奮闘しています。
さて、韓国には1年の間に大型連休が2回あります。それは旧正月と旧盆です。正月やお盆ではなく「旧」がつくのは、日程が旧暦で決まるからです。そして日程は毎年変わります。
さてCOVID-19の影響で、日本でもお盆の帰省の自粛などがニュースに出ていました。韓国では旧盆は「チュソク(추석)」と言いますが、今年の旧盆前には何度もスマホに帰省自粛の呼びかけやお墓参りはオンラインでできるなどと緊急警報がきていました。
......にも関わらず、やっぱり移動をする人、せざるを得ない人もいます。私はTwitterでこのようにつぶやきました。
、
釜山の地下鉄の駅にて。コロナ予防のため今年は来なくてもいいと
まず親が先に子供達に言いましょうと釜山弁で書いてあるポスター。
「된데이」が釜山弁
方言ということで私の母語(関西弁)にしてみると
「今年の旧盆は別に会いに来んでもええよ」
ぐらいかな。 pic.twitter.com/HSkDnbFOTL
— バイリンガル育児@まめリンガル (@mame_chang) September 25, 2020
でも、効果があるのかないのか、
とか
と例年と変わらないことを言ってる人もいました。今回は義実家に帰省しなかったけど、やっぱり大変なことが多かったと感じたことについてちょっと書いてみようと思います。
義実家へ帰省してもしなくてもストレスの結末
義実家というだけでストレスとかしがらみという言葉が頭に浮かびます。もう新婚ではないし、結婚してずいぶん経って距離の取り方がわかるようになっても、やっぱり実家とは違うなぁと思います。
義実家に対してストレスフリーになった私の方法は、↓の「必読記事」へ。
・義実家にストレスフリーになれるには? ↓↓
さて、うちは毎年旧正月や旧盆の時、義実家に3泊ほど連泊していました。ところが義両親(というか義母)が、高齢になり旧盆や旧正月の食事などの準備や応対などがもう大変すぎて今後はできないという話になりました。
そこで、私達も含む夫の兄弟と配偶者と甥っ子姪っ子(全員揃うと20名弱)が地方にある義実家にいくよりは夫の兄弟など全員が住む釜山に義両親を呼ぶのがいいのでは?
という話がCOVID-19の前からありました。
そうなると、次に大変な思いをするのは私です…。なぜなら私の夫は長男なので義理の姉妹は当然自分の家ではなく、長男の家に集まると私や夫に聞きもせず決めてしまったのです。
そしてCOVID-19…。
密です。密です…。
それほど広くない私の家に20人弱集まるなんてもう発狂ものです。夫は義両親や義理の姉妹に来るなと言うことができず、かなりジレンマのようでした。私は、
ということにしました。そのはずが….。
義実家に帰省しない代わりに義両親がご訪問
そんなこんなでモヤモヤの中、義両親が旧盆(チュソク)の連休が始まる前日に我が家に来ました。2泊の予定です。…とはいえ、連休の前日は平日。平日は次のようなことをしなければなりません。
・子どもたちは学校(登校またはオンライン授業)
・子どもたちは塾。私はその送り迎え。
・私は在宅勤務。
・夫は出勤
そのため、あらかじめ電話で何時ごろ来るか聞いてみました。
すると義母は、
連休だし息子やかわいい孫に会えると思って、なんと張り切って早起きしてできるだけ早く来るつもりだった義両親。
大変申しわけないですが、私は言いました。
在宅勤務中に「ピンポーン」と来られると困るし、子どものオンライン授業中に楽しそうに家に来られて持って来たかばんを開けてお土産を披露されても対応ができません。
というわけで夕方以降に来てもらうことにしました。もう一度言うと、こっちは平日なので仕事と学校や塾があるのです。
そんなこんなで義両親は無事に夕方以降に来てくれました。
自分の家ですることも他人の家ではしない?
夫はいつも通り出勤なので、自分の在宅勤務を終えてすぐ子どもの塾の送り迎えをし、義両親を迎えた私。義両親到着後、すぐに手洗いと消毒ジェルの使用をお願いしました。
そして持ってきたお土産は、ペーパータオルにエタノールを吹き付けて拭いて消毒。コロナなので目の前でやっても、もう仕方ないと思いました。
すると、義母に1本の電話が。
アポなしの突撃訪問は義姉でした。いつも住んでいる私達ではなく義母にだけ連絡して勝手にうちに来るのです。
…のはずが、約束したはずの夫はまだ仕事から帰ってこず、義母が義姉を家に入れてもうそのまま勝手にくつろぎ始めました。
横で見てたらいつまで経っても手を洗う様子がないので、
と言って手にエタノールのスプレーを吹き付けました。もうなんなのでしょうね…。
その夜は義妹が甥っ子たちを連れてうちへ来ました。その時は、すぐ私が
と言ってすぐに洗ってもらいました。そして翌日は別の義姉がご主人と一緒に来ました。同じく、来てすぐ私が
と言ってすぐ手を洗ってもらいました。神経質かもですが、やっぱり心配です。
そして、帰宅後はあちこち消毒…。結局一度に20人集まらずそれぞれが来たい時間にうちに来て義両親に会うという感じでした。分散して来られるのは、一度に集まるよりも楽なのか?よくわかりませんが、帰った後にどこを消毒すべきか目が届くのはいいのかもと思いました。
最大のストレスは誰?
今回、2泊の予定で義両親が来たのですが、義父はお墓参りもあるので2泊で自分の家に帰りました。しかし義理の姉妹の都合がうまくつかず、義母に会いたいということで義母だけ延泊となりました。
そこでちょっとした行き違いがあり、私はみんなの話から義母は義姉宅に泊まると思ってたら夫はうちに泊まると思ってたらしく、なぜか私に激怒。
なぜ義母を義姉宅に行かせたのか?と感情的に思いっきり責められました。
また、
とまで聞かれて唖然……。世の中に仲がいい嫁姑もいなくはないですが、少なくとも私の周りではそれはめずらしいタイプです。
相手が感情的になってる時にこちらも感情的になると火に油を注ぐようなもの。私の本心は、
でも相手が冷静になるのを待ってから、このように言いました。
夫は理解できたのかできなかったのかよくわかりませんが、感情的にならないでできるだけ悪く言わない(←実は言ってるかも?)方がいいかもと思いました。
まとめ
今回は、高齢になってきた義両親(というか義母)が、旧正月や旧盆の準備や片付け、親戚の対応がもう大変で無理…というので、長男宅である我が家に呼ぼうという話がでていたことや、その後COVID-19が起き、それでも我が家に親戚が来るとなって困った話などをしました。
旧盆(チュソク)が終わってみると、義両親は我が家に泊まったものの夫の義理の姉妹とその家族は結果的に分散してうちに来たので思ったほど「密」の状態にはならず、幸いでした。
分散してうちに来ると、手洗いもしやすいし親戚が来たあとに消毒する場所もわかりやすいです。そして、ちょっとした行き違いから夫にシオモニ(義母)が嫌いなのかと聞かれてうっかり肯定しそうになりましたが、それだと感情のぶつけあいになり火に油を注ぐことになります。
そのため取った方法は、次のようなものでした。
・夫が感情的になってる時はこちらも感情をぶつけず、相手が冷静になるまで待つ。
・思っていることを言う時は、できるだけ悪い言い方はしない(ものは言いよう?)。
実の親子なら、感情のぶつけあいがあっても不思議なことに後を引かないことが多いように思います。なのに義理というものは不思議なもので、わだかまりを作ってしまいます。
義実家へ帰省してもしなくてもストレスは別の形でやってくるので、できるだけ最小限に留めたいものですね。