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バイリンガル育児

海外育児は言語が違えど… ―ラジオ番組に出演しました―

 

こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。韓国で2人子ども達を日韓バイリンガルに育て始めて、早やくも10年以上が経ちました。

 

海外で生活していると日本にいる友人や知り合いだけでなく、同じように海外在住の友人や知り合いが少しずつ増えていきます。

 

私は日本語教師なので日本語教師の知り合いが多分一番多いと思うのですが、韓国に住むようになって日本語教師以外の方ともたくさん知り合うことができました。独身の方、夫婦で海外にいる方、海外育児をしている方などさまざまです。

 

そのような方の中に、韓国でお仕事をしながらラジオ番組を制作して放送している佐藤さんという方がいます。今回、佐藤さんのラジオ番組にゲストとして出演する機会をいただきましたので、佐藤さんのラジオ番組について紹介しつつ、私が放送の中でどんなお話をしたかザックリとだけ紹介したいと思います。





海外育児は言語が違えど… ―ラジオ番組に出演しました―

まずは佐藤さんのラジオ番組を簡単にご紹介します。

 

ラジオ番組の名前: 『アンニョン!韓国 』

DJ: 佐藤さんとJPさん

番組の内容: 「短く・楽しく・テンポよく」をモットーに 佐藤さん(日本語)とJPさん(韓国語)がそれぞれの言語で韓国についてのギモンや悩みについて10分前後で話すラジオ番組。内容は韓国文化(食事、交通、人間関係、子育て)、そしてゲストとのトークなど。

番組が聞ける場所: spotify、stand.fm、Applepodcast、Google Podcasts、

https://stand.fm/channels/5fc0923dc646546590cc9a8bより

 

佐藤さんは日本人、JPさんは日本在住の韓国人の方です。そして佐藤さんは日本語で話し、JPさんは韓国語で話しています。つまり、日本語と韓国語の両方がわかる人でないと会話全体を理解することは難しいです。

 

しかしこのラジオ番組は、日本語と韓国語が完璧にわかる人がリスナーとして想定されているのではなく、韓国語の響きが聞きたい人や日本語のサポートがあれば韓国語が多少聞き取れる人、韓国文化について知りたい人まで想定されています。

 

そして韓国語を勉強している人にうれしいのは、ラジオ番組に文字起こし(スクリプト)がついているという点です。耳で聞き取れても空耳のこともあるので、文字で確認できた方が安心ですね。

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『アンニョン!韓国』のここがいい!

このように佐藤さんは日本語、JPさんは韓国語と、それぞれの言語で会話をするラジオ番組。言語や文化の面から見てとてもおもしろい!と思ったのは次のことです。

 

1.韓国語学習者を想定しているが日本語学習者にも役に立ちそう!

2.日本語と韓国語のネイティブの発音やアクセントを聞くことができる。

3.韓国人の日本語学習者が聞いたら自分の国が日本人にどう見られているかが少しわかる。

4.番組は10分程度なので外国語を聴く集中力が保ちやすい。

 

やはり私は日本語教師なので、そういう目で見てみると日本語を学ぶ韓国人が聞いても学びがあるのではないかと思います。わからないところは文字起こしで確認できるので、それでもわからなければ辞書を引けばいいので安心です。

 

日本語や韓国語を学んでいる人は、このような生きた教材だと内容も参考になるので単調なドリル練習などよりは楽しめると思います。教材だと意識せずに勉強できそうですね。



『アンニョン!韓国』で話した内容

佐藤さんは韓国で子育て中で、JPさんは日本で子育て中、そして私は韓国で子育て中なので私たち3人はみんな海外育児の真っただ中にいます。

 

このブログのテーマでもある「バイリンガル育児」について、佐藤さんやJPさんと経験を交えながら話をしました。ここで全部書いてしまうとネタバレになり番組を聴く楽しみがなくなるので、秘密(笑)にしますが、かなりおおなまかな内容は次の通りです。

 

1.私がやっている韓国での日本語育児

2.うちの子どもたちの様子、佐藤さん、JPさんのお子さんの様子

3.佐藤さんとJPさんのバイリンガル育児に関する素朴な疑問と私の回答

 

いつもブログに書いている通り、私は韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと奮闘しています。そしてそれは日本語教師としての経験や大学院時代に研究していた第二言語習得の理論などが役に立っていることも少なくありません。

 

番組ではこのような経験に加え、佐藤さんとJPさんのバイリンガル育児に関する素朴な疑問にもお答えしました。共感していただけることもあり、会話は大いに盛り上がりました。



国や言語は違えど…

今回の番組の収録の時に、感じたことがいくつかあります。それを一部だけ書くと次のようになります。

 

1.国や言語が違っていても疑問に思う部分や困る部分はある程度似ているところがある。

2.バイリンガル育児に関する情報をもっと頑張って発信していこう。

 

日本や韓国で日韓バイリンガル育児だけでなく、その他の国や地域で海外日本語育児をしている人たちにも共通することがあると思います。それは言語の面、言語のバランス、そして文化的な面などです。

 

そして色々話していると、これからもバイリンガル育児に関する情報をがんばって発信していこうと思いました。



まとめ

今回は、韓国在住の佐藤さんと日本在住のJPさんのラジオ番組にご招待をうけて番組に出演したことを書きました。佐藤さんもJPさんも私も、海外育児という点で共通点があります。話をすればするほど奥が深く、しかし共通点もあるというおもしろさを感じました。

 

韓国語を勉強している人を対象に制作されているラジオ番組ですが、見方を変えると日本語学習者にも言語と文化の面で学びがある「アンニョン!韓国」。このブログでは大まかな内容しか書いていませんので、ぜひ番組を聴いてみてください。

 

海外日本語育児をしている方なら、きっと共感できる部分があると思います。番組は以下のリンクをクリックしたらラジオ番組(stand.fm)に飛びます。

 

『アンニョン!韓国』030.【ゲスト回】日韓バイリンガル育児研究者「まめリンガルさん」

 

最後になりましたが、番組にご招待いただいた佐藤さん、JPさん、ありがとうございました!

 




  • この記事を書いた人

まめちゃん

韓国で2人の子供達をバイリンガルに育てています。大学院生の頃は第二言語習得を研究していました。日本語教師の経験が約20年。子供達のバイリンガル育児や国際結婚、バイリンガル育児について第二言語習得や日本語教師的な視点からブログを書いています。 時々韓国の義実家に関する泣き笑いネタもあります^^;

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