こんにちは。まめちゃん(@mame_chang)です。 韓国で2人の子どもたちを日韓バイリンガルにしようと毎日奮闘しています。 さて、2020年から始まったCovid-19の影響で、しばらく日本に一時帰国ができませんでしたが、約3年ぶりにこの冬は一時帰国をしました。
今までの一時期帰国の目的は、日本の家族や友人に会うことや日本の食べ物、買い物など色々ありましたが、今回の一時帰国の最大の目的はズバリ
「下の子を日本の小学校に体験入学させること。」
でした。なぜならCovid-19が始まってから小学校に入った下の子は、まだ日本の小学校に体験入学をしたことがなかったからです。そして上の子の経験から、体験入学をすることは子どもにとって非常にいいい経験であり、子どもには変化が起こるというのがわかっていたからです。
・数年前の一時帰国の体験入学の際の上の子の変化。 ↓
今回は、上の子の経験をもとに体験入学の準備をした結果、どんなものが役に立ったか。「準備物」に焦点を当ててお話したいと思います。
一時帰国で体験入学。過去の経験で役に立った準備物とは?
日本の小学校に体験入学をしたいとなると、まずは事前準備が必要です。それは、次のようなことです。
1.小学校に電話をして体験入学をしたい旨、伝える。
2.電話の際、必要な準備は何があるか聞く。
3.上の子の体験入学を思い出しながら準備するべきものを準備する。
日本の場合、小学校のホームページを見ると電話番号はあってもメールアドレスが公開されていることはあまりないように思います。私が子どもを体験入学させた小学校もそうで、平日に小学校の先生方がいそうな時間を狙って電話を掛けました。その時の話は、以前このブログに書いたのでそちらをご覧ください。
・小学校に問い合わせをした時の話 ↓
電話で話してみると、
と言われたのですが、おそらく
と思うであろう物がいくつかあると思って、上の子が体験入学した時に必要だったものを参考に一時帰国の準備をしました。
日本の始業式に合わせて一時帰国
事前に電話をした時に3学期の始業式の日にちを聞いたので、それに合わせて一時帰国をしました。下の子のことだけを考えたら、好きなだけ日本にいられるような気もしますが、上の子の習い事や私の仕事などを考えると結構日にちが限られるので、一時帰国できそうな日数を最大限考えて日程を決めました。
以前、子ども達がまだ保育園児や幼稚園児だったころは、自分の都合だけを考えて一時帰国の日程を決めればよかったのですが、仕事、子どもたちの習い事、下の子の学校、塾など、さまざまなスケジュールの中でできるだけ子どもを日本の学校に通わせようとすると大変です……。
ちなみに今回は下の子の韓国の小学校の3学期の始業式にも食い込んでしまったため、「現場学習」という方法を使って2日間お休みを取ることにしました。
・韓国の「現場学習」について ↓。
そしていよいよ一時帰国...。
教頭先生や担任の先生と顔合わせ
日本に帰国してすぐ小学校に電話をしました。そして一時帰国したことや、すぐ小学校に通わせたいことをお伝えしました。そしてその日の午後、すぐに子連れで小学校を訪問して教頭先生と担任の先生にご挨拶をしました。
その時に校長室で「体験入学願」を書いて、次のような話もしました。
1.保険には特別入らない(韓国で入った旅行者保険があるので何かあったらそれを使う)
2.給食代の支払い
3.今回は工作代などはなし
4.授業で使うノートは購入するが、教科書はコピーで対応(これは私が決めることができました)
上の子の時は保険に入ったし工作代なども払ったのですが、なぜか今回はなしでした。そして授業で使うノートは担任の先生は、
と聞いてくださいました。そこで、
ということにしました。ページが余ったとしても、下敷きをしいてノートを取るという日本の小学生の学習スタイルが体験できるのではないかと思ったからです。
役に立った準備物
上の子の体験入学の経験は、以前このブログにも書きましたが、その時のことを参考に一時帰国で持っていって実際に使ったのは、次のものでした。
1.赤白帽
2.体操服(韓国の小学校のもの)
3.ランドセル
4.したじき
5.ランチョンマット
6.給食袋
7.コンパス
なお、飛行機に乗る時ランドセルはスースケースに詰めるわけにもいかず、子どもに背負わせて機内持ち込みにしました。しかしコンパスは先がとがってるので、機内持ち込みにはせずスーツケースに詰めました。
顔合わせの時、小学校からいただいたプリントを見た時に、ほとんど韓国から持ってきたものだったので
と思いました。しかし!プリントには、次のような文がありました。
筆箱 (×)缶製のものは避ける。
上の子の時にこんなルール、あったっけ? 理由を聞いてみると
とのことでした。
他の準備物は、なんとか日本の実家にあるもので対応できて、ほっとしました。最終的に100ショップなどで買ったのは、次の物です。
・2Bの鉛筆
・鉛筆のキャップ
・蛍光ペン
・ノート
一番最初に上の子を体験入学させた時に比べたら、買った物は本当に少なくて済みました。
まとめ
今回は、Covid-19以降3年ぶりとなる冬の一時帰国で、下の子を日本の小学校に体験入学させた際の準備物に焦点を当ててお話しました。
事前に電話で問合せをして、上の子の時の準備物を参考にしたので日本で買ったのはノートを数冊と鉛筆(2B指定だった)ぐらいでした。とはいえ、上の子の時にはなかったルール(筆箱)もあって驚いたりもしたので、なかなか完璧に準備するのは難しいように思います。
希望を言えば、顔合わせの時にいただいた準備物のプリントを事前にPDFファイルなどでメールでいただけたら準備万端で一時帰国できたのですが、体験入学は学校側の好意で受け入れてくれているそうなので、なかなか強くお願いすることもできません。
これまでの経験と今回の経験をまとめると次のようになります。
ポイント
1.事前に問い合わせをして準備物について聞けるようなら聞いておく。
2.事前に聞けないようなら、必要そうなものを調べて持っていく。
3.上の子がいて同じ小学校に体験入学したとしても支払うべきお金が変わることもある(校長先生と教頭先生が違うから?!)
4.過去に体験入学したことがある人の話を参考にする。
私のブログも、今後お子さんを体験入学させようとしている方々に少しでもお役にたったら幸いです。